《実施レポート》2023.12.10開催!第52回ダヴィンチマスターズ|対面プログラム in 神戸大学《当日の様子》REPORT

2023年12月20日 00:00

楽しみながら子どもたちの “最後までやり抜く力” “社会を生き抜く力” を養う体験型イベント「第52回ダヴィンチマスターズ」を、
2023年12月10日(日)神戸大学 鶴甲第1キャンパスで開催!

本記事では対面プログラムの様子をお届けいたします。


事前にA、BまたはCのいずれかのコースにお申込いただき、順次2つのプログラムを受講しました。

A1:めざせ!!ドローンパイロット

<概要> 今世界で注目されているドローンの世界をじっくり体験できるプログラムです!初めてでも大丈夫です。楽しく操作を学んで、ドローンパイロットを目指します。
また、ドローンの活用方法についても仲間と考えます。

<プログラム協力>株式会社BYD

 

 

多くの子どもが初めてドローンを扱うため、基本的な操作方法から学び実践へと移った。

今ドローンはどの方向が正面に向いているのかを意識しながら、目標物までの操作を一人ひとり頑張っていた。
手元のリモコンを見ると、その間にもドローンはどんどん移動するので、感覚的に空間を意識しながら操作することに重点を置いて楽しんでいた。

☆参加者の声☆
・実際にドローンに触れたことが良い経験になった。物とかを運ぶのに役立つと言ってました。
・実際に飛ばすことができてよかった。ドローンが戦争の訓練で的として使われたり、ピザや薬を届けたりなど知らないことを知れてよかったです。
・体験した子供は、ドローンの歴史、ドローンを操作したこと、とても楽しそうに話をしてくれました。黒板に自由にドローンを書いたり、実際に操作したり、子供が主体的に関われるプログラムで、大満足でした。最後見学しただけでしたが、説明もわかりやすく、明るく未来の話もしてくれる素敵な講師の先生でした。


A2:かけっこを科学する

<概要>もっと速く走れるようになりたい!そんなみんなの願いを叶えるプログラムです。速く走るためには”カッコイイ走り方”が大切!?
靴も関係あるの?
身体のプロフェッショナルである理学療法士がみんなの願いを叶えます!

<プログラム協力>足育団体 GROWING UP 代表 落合伸治 氏

積極性が強く、先生が説明しているときに話してしまうこともより多かったが、グル-プディスカッションはより白熱していたし、大きく体を動かして学べていた様子だった。

ウサイン・ボルトらオリンピック決勝出場者の走りを見て、走りが速い人たちはどんな走り方をしているのか観察するときには、手を挙げて発表してくれた子たちの観察眼に驚いた。

☆参加者の声☆
・その日の夜、速く走れるフォームや靴を、お風呂で熱弁されました。靴の履き方や種類も、親も知らないことだったので、とっても参考になりました。
・靴について関心を持つことができた。靴選びのときに生かしたい。走る時は膝を上げて走ろうと思う。
・走り方はもちろん、靴の選び方も家族へ伝授してくれました。初めて会うお友だちとも、プログラムを通して仲良くなり、笑いながら会話をする様子を見て、とても成長を感じました。


B1:「時間」のけんきゅう

<概要>兵庫県は「子午線」が通る「時のまち」です。そもそも「時」とは何でしょう?どうやって決まっているのでしょう?
「江戸時代式日時計」や「時差時計」を工作しながら、「子午線」や「時間」について、楽しく学びましょう!

<プログラム協力>キッズアース播磨町校 代表講師タック先生

兵庫が開催地ということで、明石天文科学博物館の話になったときには過去に行った児童もいたり、行きたい気持ちを募らせる児童もいたりした。

時差について気付き、それを簡単に調べる工作をして楽しんでいた。児童たちは総じて楽しそうに工作に励んでいた。

☆参加者の声☆
・子午線の由来が知れて楽しかった。(子供)兵庫ならではのプログラムで、時間の概念を可視化さて理解できたのがよかったと思います。(母)
・帰り道の道すがら時差を教えてくれるほど楽しかったようです。
・時計がなくても時間が分かるでと、とても得意げに話してくれました。


B2:真のクイズ王は君だ!

<概要>様々なテーマのクイズを仲間と一緒に作り、挑戦者へ出題!
クイズを作り答えることは、物事を知って理解する“学び”に直結します。
教育・学習効果を評価する『 e ラーニングアワード』 2 年連続受賞講師による誰もが主役になれるプログラムです。

<プログラム協力>株式会社いま みらい塾 代表取締役 歌崎雅弘 氏

 

自分のことをテーマ(好きなものやことなど)にしたクイズを子どもたち自身が考え作り、それを仲間に出題をした。

普通の会話や自己紹介では自分のことを話すのが得意でなくても、「どんなことをクイズにしても大丈夫!」と講師から伝え、クイズというツールがあることでその壁がかなり低くなり、積極的に自分のことを表現できていた。

☆参加者の声☆
・たくさんのクイズをして、友達もできて楽しかったそうです。沢山発言して先生にも褒められました。ドローンも含めて全部良かったけど、クイズが1番楽しかったそうです。
・勉強はコツが必ずあって、そのコツを掴んでかつ人にわかりやすく伝えることができる人は多くないと思います。その点で本日の講師の方はとても分かりやすく、ぜひ親向けにセミナーをしていただきたかったです。勉強は楽しいんだ、ということを体感され、伝えられる先生に出会えたことは貴重な機会でした。
・ゲームが好きなので、講師の方がゲームの話を取り入れられていたことで、楽しく受講することができたようです。
終わってからも、LINEの計算アプリを楽しんでました。


C1:DNAを検出して博士になろう!

<概要>マヨネーズやケチャップは何からできているのかな?
コロナで話題になったPCR分析装置でDNAの検出実験を体験します。
加工食品のDNAを調べて、見えない材料を発見してみよう!

<プログラム協力>神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 教授 源 利文 先生

 

 

マヨネーズとケチャップが何から作られているのかを、DNAの検出機器を使った実験を行った。
子どもたちは検出機器を食い入るように見て、予想したものに対する結果をたのしみにしていた。

様々な食材が混ぜ合わさってできている製品であっても、機器を使うことで、DNAがはっきりと検出されて元となる食材にたどりつくことができた。

また、生き物だけでなく植物にも同じように設計書であるDNAがあることを学んだ。

☆参加者の声☆
・普段触れることのできない本物の機械に触れる機会を持てて貴重な経験でした。また本当の大学の先生に教えていただくことも子供にはとても良い経験になったと思います。
・夕食の時「これにも全部DNAが入っているんだね」と言っていました。興味を持つきっかけをいただきました。感謝しています。
・実験やクイズを通じて、人間以外にもDNAがあることやそれを検出することができることが分かったことが本人のちょっとした感動や驚きにつながった。


C2:世界で1つだけの絵本を作ろう!

<概要>思考力、創造力、表現力を磨ける、過去ダヴィンチマスターズで受講者満足度90% 以上のプログラムです。
子どもたちの自由な発想を形にして、作品に仕上げることで“やり遂げる力”も育みます。

<プログラム協力>帝塚山大学 教育学部 こども教育学科 教授 徳永加代 先生

 

 

子どもたちが「自分が作った世界で一つだけの絵本」ということで、愛着を持ち、自分の力で作ることで、達成感に満ちた顔を見ることができた。

積極的に取り組むことができなかった児童でも、絵本ができた際には、満足そうな顔で帰っていく児童や、友達、保護者に見せる児童など、絵本が完成したことに満足しているように見えた。

☆参加者の声☆
・絵と言葉を上手に描けて楽しかった。
・とにかく楽しかったようです。以前から自分の本を作りたいと言っていたので、よい機会でした。
・自分の好きなように絵本が作れるのがとても楽しかった。先生が優しくて安心した。


次回開催のお知らせ

ご参加いただいたみなさま、この度は誠にありがとうございました。ダヴィンチマスターズでは活動を通して、非認知能力*を高めるアプローチを行っております。

*「非認知能力」には、自分に対する自信、最後までやり抜く力、やる気、忍耐強さ、粘り強さ、意志力の強さ、強い精神力、
自己コントロール力(自制心)、自己への客観性、創造力、協調性、他者への誠実さ、思いやりなどがあげられる。

次回も午前午後の2部開催を予定しております。

日程は12月17日(日)対面プログラムがございます。詳しくは次回のお知らせをお待ちいただけますと幸いです。

また、LINE公式アカウントにてイベント情報等を随時お送りしておりますので、ぜひお友だち登録をお願いいたします!

みなさん、またぜひ参加してくださいね! まってます!

【過去レポート】