《実施レポート》2023.11.23開催!第50回ダヴィンチマスターズ|対面プログラム in 学習院女子大学《当日の様子》REPORT

2023年11月30日 00:00

楽しみながら子どもたちの “最後までやり抜く力” “社会を生き抜く力” を養う体験型イベント「第50回ダヴィンチマスターズ」を、
2023年11月23日(木・祝)学習院女子大学で開催!

本記事では対面プログラムの様子をお届けいたします。


事前にA、B、Cまたはスペシャルプログラムのいずれかのコースにお申込いただき、順次2つのプログラムを受講しました。

A1:STEAMマジック教室
~数字とじゃんけん~

<概要>誰もがワッとおどろきワクワクするイリュージョンを見せてくれるマジシャン。算数をマジックと可愛いキャラクターと一緒に楽しく学びます♪(足し算ができれば誰でも楽しめます!)最後は数字に関わるマジックも伝授♪君もサイエンスマジシャンになっちゃおう!

<プログラム協力>ActBoon (シンディー)代表 岩城信二 氏

 

ジャンケンをテーマに、算数の要素が加わり、自然と数字や確率に触れられていた。

講師(シンディー)が時折見せてくれるマジックが、子どもたちの目を輝かせ、よりプログラムの世界へと引き込んでいった。

☆参加者の声☆
・ジャンケンの必勝法を両親に説明して嬉しそうにしていました。その他のマジックについても再現してくれました。
・とてもお話が上手で、とっても楽しかったと言っていました。開始時刻10分前に会場に到着したのですが、開始前の手品をもっと見たかったようで、「次回はもっと早く会場に着くようにしたい」と言っています。
・家族分の勝敗表を作って、じゃんけんの勝ち方を検証していました。


A2:ダヴィンチ実験室 DNAを取り出そう

<概要>生き物の設計書である「DNA 」。
自分の目で見ることなんてできない、そんな常識をひっくり返します。
未来の科学者、ここに集まれ!

<プログラム協力>ダヴィンチマスターズ

まずはDNAについての基礎を学びました。

身近にあるものを使って、自分のDNAを取り出す実験を行いました。

☆参加者の声☆
・夏休みの自由研究でやってみたいと思った。
・初めての内容で興味が沸いてきました。
・DNAを取り出せて楽しかったそうです。


B1:最先端!AI・AR探究プログラム

<概要>最新のAI(人工知能)技術と間の発想力が合わさることで、未知なる『世界で一つだけの”あるもの”』を作ってみよう!
さらにAR技術を使うと、みんなの作品が動き出す!?
デジタルとアナログが融合する世界を探究します。

<プログラム協力> ITプログラムクリエイター 毛利哲也 氏

子供達が自然にAIを受け入れていてAIが浸透していることがわかった。

絵が浮かび上がってくるAIを非常に楽しんでおり、家でも続けて取り組みたいという参加者も多くいた。

☆参加者の声☆
・自分の描いた絵が動くのが楽しかったようです。
・さわり部分を観覧させて頂きましたが保護者としても最先端の分野を低学年の子供が楽しめるようにアプローチしてくださっているのは非常に良い受講の機会になったなと感じました。
・両親がいつもChatGPTを使うので、自分も使えて楽しかったみたいです。動く落書きも新鮮だったみたいです。


B2:森の育成タクティクス

<概要>舞台は森の王国「フォレストキングダム」。 参加者はこの王国の木こりとしてゲームをプレイします。 木こりの使命は、木を育て、富を得て、豊かな自然を未来へとつなぐこと。 迫り来る様々な危機を乗り越えて、君は使命を果たすことができるのか!? ゲームプレイを通して現実化している森林問題を疑似体験し、持続可能な未来のカタチを一緒に探究しましょう!

<プログラム協力>カイカク団 代表 滝沢久輝氏

 

プログラムの最初に森林の写真を見た印象を子どもたちから発表してもらい、プログラムの最後にも同じ写真の印象を答えてもらった。しかし、森林育成ゲームを通じて、現在森林に関して課題となっていることを知ることで、印象が全く異なっていた。

日本は森林が豊かなイメージがあるが、未来に向けた課題を知るきっかけとなっていた。

☆参加者の声☆
・とても面白かったです。またやりたいです。
・親からはゲームをてっきりしているのかと思って覗いた教室から、産業と経済のバランスの様な話や、放置林の問題などの環境問題の話が出てきて、子供の世界広がってくれそうだなぁと思いました。
・売るタイミングなど難しかったが、考えて木を売ることが面白かったそうです。


C1:生き物の形や色のひみつ

<概要>本物の生き物がみんなの目の前ににやってくる!!
このプログラムでは、東京農業大学で飼育している様々な生き物の形や色のひみつをじっくり探究します。

<プログラム協力>東京農業大学 教職課程 教授 武田晃治 先生・東京農業大学 大学院 樋口幸希 氏

 

先生から観察のポイントを指導してもらうことで、新しい目線・視点でもって生き物をよく観察し、様々な気付きを子どもたちが話していた。

フクロウや蛇など、様々な生き物が子どもたちの目の前に現れて、動物園以上に近い距離から観察することができた。

☆参加者の声☆
・以前、色々な色のザリガニに興味を持ったようで、インターネットで調べていたことがあります。今回ザリガニの色をテーマにした内容も含まれており、子どももとても楽しんでいました。他の動物たちも可愛いと愛でていました。
・初めてみる生き物や珍しい生き物を間近に見ることができて、とても楽しめたようです。
・珍しい生き物を見たり触ったりできて、なぜこんな形や色をしているのか知れて良かったです。


C2:漢字、大乱闘

<概要>もともと漢字は呪文だった!?
漢字の形の秘密や成り立ちを知ると、漢字の面白さにのめり込んで、好きになって、主体的な学びに繋がるプログラム!新の漢字大好きチャンピオンを目指してヒーローになろう!

<プログラム協力>tanQ株式会社

 

そもそも漢字とは何なのか?という問いに対して、カードゲームで楽しむ中で自然と「想いを伝えるもの」に気づけるようになっていた。

子どもたちにとっては、これまではただの形や記号のような存在の漢字が、一つひとつの形に意味を持っていることを知るきっかけとなっていた。

☆参加者の声☆
・ゲームをしながら漢字の成り立ちを知れて楽しかったです。
・楽しかったので家でもゲームしたいと言っていました。
・難しかったようですが、とても楽しめたようです。


スペシャルプログラム:​​解剖に挑戦

<概要>海の生きもの「魚」をテーマにとことん探求するスペシャルプログラムです。
魚と人間のからだ、姿かたちはまったく違うけど、実は共通点があるって知っていますか!?
沢山の“はじめて”に触れてみましょう!
本物の魚を解剖して、身体のつくりや役割を学びます。
生きものを深く知って、さらなる主体的な探究に繋がるプログラムです。

<プログラム協力>学習院女子大学大学院 国際文化交流研究室 橋本啓吾 氏
<監修>学習院女子大学 教授 品川 明 先生

みんな積極的に手を挙げて質問に回答する様子が印象的だった。
初対面のお友達とも、解剖作業を通して仲良く話していた。

煮干しの解剖をして、骨の部分を見た子どもたちが「櫛のように見える」と話し合っていた。
各器官の役割について、自前のノートにまとめる熱心な子も見られた。

☆参加者の声☆
・教科書や普通の授業では気づかなかったサンハや神経などイワシの小さな体の中にもたくさんの内蔵や器官などがあることが知れて、とても嬉しかったようで大興奮でした。お味噌汁も出汁があると味が濃く感じられることなども発見できて大満足だったようです。
・生のイワシはとてもグロテスクなのに煮干しにするとそうではなくなることに驚いたそうです。


次回開催のお知らせ

ご参加いただいたみなさま、この度は誠にありがとうございました。ダヴィンチマスターズでは活動を通して、非認知能力*を高めるアプローチを行っております。

*「非認知能力」には、自分に対する自信、最後までやり抜く力、やる気、忍耐強さ、粘り強さ、意志力の強さ、強い精神力、
自己コントロール力(自制心)、自己への客観性、創造力、協調性、他者への誠実さ、思いやりなどがあげられる。

次回も午前午後の2部開催を予定しております。

日程は12月3日(日)対面プログラムがございます。詳しくは次回のお知らせをお待ちいただけますと幸いです。

また、LINE公式アカウントにてイベント情報等を随時お送りしておりますので、ぜひお友だち登録をお願いいたします!

みなさん、またぜひ参加してくださいね! まってます!

【過去レポート】