《実施レポート》2023.10.15開催!第47回ダヴィンチマスターズ|対面プログラム in 京都大学《当日の様子》REPORT

2023年11月01日 00:00

楽しみながら子どもたちの “最後までやり抜く力” “社会を生き抜く力” を養う体験型イベント「第47回ダヴィンチマスターズ」を、
2023年10月15日(日)京都大学で開催!

本記事では対面プログラムの様子をお届けいたします。


事前にA、B、Cまたはスペシャルプログラムのいずれかのコースにお申込いただき、順次2つのプログラムを受講しました。

A1:STEAMマジック教室 君もサイエンスマジシャンになろう♪
~宇宙とタイムワープ編~

<概要>宇宙の科学をマジックで可愛いキャラクターと一緒に楽しく学びます。受講者は星に関わるマジックを伝授してもらえます。不思議な現象を見ることで謎を解明したくなり、探究学につながります!

<プログラム協力>ActBoon 代表 岩城信二 氏(シンディー)

 

 

宇宙の科学をマジックで!?真面目に講義を聞く時間と、マジックで体感する時間をしっかり分けて学びました。

実際にマジックを見ると興味津々!集中して話を聞きました。

☆参加者の声☆
・マジックを合わせながら化学実験のようなことが見れて、とても楽しかったです。
・マジックで火がついたり、星について勉強できたり、ロケットが浮いたりするのが楽しかった。
・シンディ先生のマジックが印象的だったようで、興奮冷めやらぬ、という感じでした。


A2:身近な生き物ってなんだろう?

<概要>生活の中で生きものとの関わりはたくさんあります。普段、気がついていない“生きもの”をみんなで調査することで、多くの新しい気づきを得られるプログラム。
何でも調べてみたくなったり、目の前にあるもののその先を探究したくなるはず!

<監修>いきもの倶楽部 KONOMI 許斐有希 氏

身近な生き物たちの正式名称って?実は知らない生き物の色々を学びました。

スタッフより生き物に詳しい子、勉強のおかげで知識はあるが疲れている子などさまざまだった。知っている=偉いではなく、知る « こと »の楽しさ、考えたことのなかった事について考え、知る経験の楽しさを感じてもらえる機会に!

☆参加者の声☆
・どんな生き物の話が出てきた、切ったおさかなやお肉はどの魚、どの動物かわかるようになった、など、嬉しそうに話してくれました。
・身近な生き物が実際に見れて良かった。
・子どもが、家に帰ってきても、これは◯◯科かなーなど、独り言を言うようになっています。


B1:言葉の力がつく 世界で1つだけの絵本を作ろう!

<概要>思考力、創造力、表現力を磨きます。ダヴィンチマスターズで受講者満足度90%以上のプログラムです!子どもたちの自由な発想を形にし、作品に仕上げることで“やり遂げる力”も体験できます。

<監修>帝塚山大学 教育学部 こども教育学科 教授德永加代 先生

同じ絵本作りでも取り組み方には個性があった。なかなか納得のいく題材を見つけることができず悩んでいた子、絵はあまり描かないが製本を楽しそうにしていた子も。

写真を撮って回っていた時に、完成した絵本を嬉しそうに見せてくれました。

☆参加者の声☆
・車に乗り込むとすぐ見せてくれました。完成品を見せてもらい、とても可愛く作れており、とても嬉しそうでした。
・国語や絵が苦手な子ですが、一生懸命考えて書いていたようで、先生の指導が楽しかったのだろうと思いました。
・一人ひとり賞がいただけたことがうれしかったようです。


B2:ダヴィンチ実験室 DNAを取り出そう!

<概要>生き物の設計書である「DNA 」。
自分の目で見ることなんてできない、そんな常識をひっくり返します。
未来の科学者、ここに集まれ!

<プログラム協力>ダヴィンチマスターズ オリジナルプログラム

 

 

講師の問いかけに対して興味を示し、意欲的に答えようとする子どもの姿。積極的に手を挙げて答えようとする子どもたちの表情はとても生き生きとしていました。

DNAが抽出できた際の子どもたちの「すごい!」「何か出てきた!」「みてみて!」といった反応がとても印象的でした。新たな発見に出会えた瞬間の子どもたちの目はとても輝いていました。

☆参加者の声☆
・難しい内容かなと思っていたのですが、迎えに行くと大満足で大興奮でした。まだ学校の授業で実験などはしたことがないので、自分の手元で行える実験が相当楽しかったみたいです。
・DNAが目視できるものと思ってなかったそうで凄いと感じたようです。また材料も身の回りにある物なので印象深かったようです。
・終わりを少し見学しましたが、教室の子ども全員がダッツ先生に引き込まれているのを感じました。プログラムの内容も重要ですが、先生が子どもをひきつける力は、子どもの興味に大きく影響するんだなと感じました


C1:めざせ!!ドローンパイロット!

<概要>今世界で注目されているドローンの世界をじっくり体験できるプログラムです!初めてでも大丈夫です。楽しく操作を学んで、ドローンパイロットを目指します。

<プログラム協力>株式会社ワールドスキャンプロジェクト

 

 

 

ドローンを触ったことのある子どもも多かったようですが、経験のある子もない子もどの子も楽しそうで、キラキラした目というのはまさにこのことだなと感じることが多くありました。

着陸させるときに「もっとこっち!」などとお互いに声をかけ協力していた。できてもできなくても何回も挑戦し、できたときにはグループになった子全員で喜びを共有していました。

☆参加者の声☆
・どのように操作をするのか理解し、自分で飛ばすことが出来たことが楽しかったようです。
・耐火ドローンで救助者を助けて、消火活動も行えるようにしたらどうかなぁと、自分なりに考えていました。人の役に立つようなことを考えており、成長を感じる事ができました。
・ノートに絵を描いて、リモコンの操作方法をメモしていました。


C2:化学実験を体験してみよう!

<概要>液体を混ぜると色が変わる!? 安全な実験器具と身の回りの物を使って化学実験を体験できるプログラムです。化学への興味が膨らみます。

<プログラム協力>大阪教育大学 理数情報教育系 准教授 種田将嗣 先生

 

 

ジュースを使った実験ということもあり「飲みたい!」という児童もいました。身近なもので実験をする非日常を楽しんでいました。

実験器具の使い方では、経験の回数を重ねる毎に使い方が上手くなっていき、液体と液体を混ぜ合わせたときの色の変化を見て、驚いていたり、感心していたりする姿が印象的でした。

☆参加者の声☆
・絵の具で色と色を混ぜることしか知らなかったけど、飲み物と色んな物を混ぜて色が変わるのがびっくりしました。
・酸性とアルカリ性の関わりが面白かった。
・グループ毎に先生がついて下さっていて良かったです。


スペシャルプログラム:​​謎だらけの両生類をもっと調査
~解剖に挑戦~

<概要>日本のトップ研究者から直接教えてもらえて、2時間じっくり学ぶことができるプログラムです。謎多き両生類を自分の手で解剖して観察し、生体を調査します。

<プログラム協力>京都大学大学院 地球環境学堂 西川完途研究室 教授 西川完途 先生

 

 

 

座学として学ぶだけではなく、実際に解剖することでより深く学びます。
人間との違いなどを興味深く学びました。

実際にオオサンショウウオの解剖を行い、子どもたちは普段できない体験を実際にできたことを楽しんでいました。

☆参加者の声☆
・何でも質問に答えて頂き楽しかったです。オオサンショウウオをこれからも大切に守っていこうと思いました。
・今まで色んな生き物の解剖を経験してきましたが、今回まさか特別天然記念物のオオサンショウウオの解剖ができるとは思っていなかったので大興奮です。ここでしか得られない貴重な経験ができとても嬉しいです。有難うございました。
・まさか、オオサンショウウオを解剖できるなんて思っていなかったので、すごくうれしかったです。両生類の血の色が赤色というのも、初めて知りました。心臓の位置が人間と違うとか、しっぽの役割とか、新しいことをたくさん知れて、とてもおもしろかったです。家で飼っていた小型サンショウウオの名前もわかって、すごくすっきりしました。


次回開催のお知らせ

ご参加いただいたみなさま、この度は誠にありがとうございました。ダヴィンチマスターズでは活動を通して、非認知能力*を高めるアプローチを行っております。

*「非認知能力」には、自分に対する自信、最後までやり抜く力、やる気、忍耐強さ、粘り強さ、意志力の強さ、強い精神力、
自己コントロール力(自制心)、自己への客観性、創造力、協調性、他者への誠実さ、思いやりなどがあげられる。

次回も午前午後の2部開催を予定しております。

日程は10月29日(日)対面プログラムがございます。詳しくは次回のお知らせをお待ちいただけますと幸いです。

また、LINE公式アカウントにてイベント情報等を随時お送りしておりますので、ぜひお友だち登録をお願いいたします!

みなさん、またぜひ参加してくださいね! まってます!

【過去レポート】