第16回ダヴィンチマスターズREPORT

2019年12月06日 14:56

第16回ダヴィンチマスターズ in 國學院大學 開催!
2019年9月14日(土)

自己肯定感、非認知能力といわれる論理的思考力や
コミュニケーション力、社会意識力、行動力を育む体験イベント!

科学や数理などの実験や観察などの体験を通じて、非認知能力を育む
人気のイベント「ダヴィンチマスターズ」を、2019年9月14日(土)、
渋谷区「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA2019」の一環として
國學院大学で開催しました。
来場人数:132名

本イベントでの人気コンテンツ「犯罪科学捜査に挑戦!」「にぼしの解剖」を
はじめ、古着のTシャツを自分好みにデザインする「デザイナーになろう!」
「消える絵」「磨いて光る魔法の石の謎に迫る!」「魔法の水」など、
アート、算数、理科に関するコンテンツを楽しみました。

 

「犯罪科学捜査に挑戦!」


ここはあるお家のリビングです。冷蔵庫にしまっておいたプリンが家族の誰かに
食べられてしまいました。参加者の子どもたちは科学者になってプリンを食べた
犯人を見つけ出すプログラムです。推理と検証実験を用いて犯人を導き出します。


子どもたちは、犯人捜しに夢中。残された証拠は?
何を分析すれば犯人が見つかる?
など、すっかり名探偵気分です。
ペーパークロマトグラフィーという、
まざった色を分解するという科学的手法で犯人を見つけ出します!

 

「デザイナーになろう!」
ゲオ/セカンドストリート


子ども達の創造性を引き出し、世界に1枚しかないTシャツをつくります。
自ら体験し完成品を手にすることで、体感につながることをゴールに、
子ども達思い思いのデザインで自分だけの1枚をつくっています。


自分が描いたデザインを完成させるためには、どんな材料が必要かな?
子どもたちは、一生懸命考え、選び抜いた材料を使っていきます。
最後には、デザインのコンセプトをみんなにプレゼン・発表する
時間も設けました。

 

「磨いて光る魔法の石の謎に迫る!
自然科学教室キッズアース


自然に存在する石にはいろいろな種類があり、中には磨くと光る石もあります。
なぜ石が光るのか、磨く前と後では何が違うかを観察し、
不思議な石の謎に迫ります。


「原石」を光らせようと、子どもたちは一生懸命。
自分で磨いた「魔法の石」は子どもたちの宝物になりました!

 

「消える絵?!」
桜美林中学高等学校   柏恭子 教諭


ある液体を使って絵を描くと、その絵が消える!?
どうして消えるんだろう? まずはその理由を探っていきます。


ヨウ素液とでんぷんが反応すると、青紫色になる。
この原理を利用して「ごはん・じゃがいも・さつまいも・にんじん・バナナ・
小麦粉など… 」子どもたちはヨウ素液を数滴たらしながら変化を
見ていきました。
熱湯に浸けると一瞬で消えて透明になり、氷水に浸すと元の青紫に戻ります。
その一瞬の変化に、子どもたちの歓声があがりました!

 

「魔法の水!」
開成中学・高等学校  宮本一弘 教諭


あるものを加えると、コップの中の液体が青くなったり、赤くなったり…
みんなで実験しながら、液体の性質について考えました。
子どもたちも興味津々! 本イベントでも人気高いプログラムです。


なぜ、青くなるんだろう? なぜ赤くなるんだろう?
子どもたちの驚きと歓声の中、酸性、アルカリ性などの
性質について調べました。

 

「にぼしの解剖!」
学習院女子大学国際文化交流学部 日本文化学科 品川明研究室


小さなにぼしの頭の中を覗いてみたら?
背中を割ったら?
脳や血管は人間にもある!エラはどんな働きをするの?
魚にしかないの???
色々な魚の生態を学び、魚の不思議や生き物の役割・他の生き物との
つながりを知るプログラムです。

小さな煮干しの身体にも、たくさんの臓器があることに、
子どもたちも気づいていきます。
その発見を、家族にも伝えてくれています。
身近なものだからこそ、家庭でも何度も繰り返し実践することができます。

マスターズ大会(任意参加) 各学年の成績優秀者発表

マスターズ大会とは、ペーパーテスト方式で算数と自然科学領域の出題に挑戦するものです。
算数は、学年に応じた思考力の限界にチャレンジします。
自然科学は、日常生活の中の身近な物事にも疑問を持ち、観察し、推測するきっかけとなるような問題を出題しました。
(学年は受験時の学年)

2年生 T・Sさん 宮川小学校