第22回ダヴィンチマスターズREPORT

2020年09月11日 11:00

第22回ダヴィンチマスターズ オンラインで開催!

2020年8月18日(火)

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
2020年8月18日(火)に第22回ダヴィンチマスターズをオンラインで開催! たくさんのお子さんたちが参加、楽しみました!

ダヴィンチマスターズが初のオンラインで開催!
想像以上の一体感、笑顔もたくさん!

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました! 参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施です。

今回のプログラムは以下の4つ。

【Aプログラム】

・A①:「ひつじのショーン」のクレイアニメーション制作
(英語プログラム)
・A②:自然のアートを体験しよう!(学習院大学 飯沼慶一先生)

【Bプログラム】

・B①:切って、戻して考えよう 図形プログラム
(元横浜市小学校算数教育研究会 会長 小林広昭氏)
・B②:サイエンス カラーマジック(和洋女子大学 鈴木敏和先生)

子どもたちはA、Bいずれかに参加し、2つのプログラムを体験しました。オンラインでもリアルイベントと同じくらい楽しめるかな? というこちらの心配をよそに、プログラム中はたくさんの発言、意見、そして笑顔があり、楽しんでくれました!

開催1週間前にZoomの事前学習会を実施したこともあって、当日はほとんどのお子さんが大きなトラブルなくプログラムに参加できました。

英語を学ぶのではなく、英語で楽しむアニメーション制作!
『「ひつじのショーン」のクレイアニメーション制作』

オンライン同様、全編英語という初の試みとなったプログラム。カードゲームや英語による自己紹介で緊張をほぐし、「ひつじのショーン」を観てクレイ(粘土)アニメーションの仕組みについて学んだら、「すてきな夜空」をテーマにした粘土作品をつくり、お友だちに自分の作品について発表しました。

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
『「ひつじのショーン」のクレイアニメーション制作』の講師を務めたKEN先生(左)とキャスト(右)。英語プログラムということもあり、子どもたち一人ひとりのケアができるよう、粘土工作のときには参加者を6つのグループに分け、それぞれのグループにキャストが一人ついてプログラムを進行しました

英語が苦手な子も好きな工作だと苦にならなかったり、先生たちの元気でテンポのよいリズムあるリードで楽しく取り組めました。英語が好きな子は、英語で話ができたこともとても楽しかったそうです。

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
キャストたちの楽しいリードに引っ張られて、子どもたちも大盛りあがり!

オンラインは一体感が得られづらいかと思いましたが「みんなで喋りながら一緒につくるのが楽しかった」「シャイなのでオンラインの方が発言をしやすいようです」という感想もあり、リアルイベント同様の楽しさと、オンラインならではの利点もありました。

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
たくさんの子どもたちが参加し、英語、そして粘土工作を楽しみました!

さらに、お子さんがつくった粘土作品はダヴィンチマスターズ事務局でクレイアニメーションをつくるので、お楽しみに! 2020年9月中旬の公開予定です!

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
ダヴィンチマスターズ 事務局には、子どもたちのつくった作品が続々届いています! どれも素晴らしいできあがり!

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
ダヴィンチマスターズ 事務局で鋭意クレイアニメーションを制作中! スマートフォンがあれば子どもたちでもつくれますよ!

日常生活の中にもアートががたくさん!
「自然のアートを体験しよう!」

普段何気なく見ている昆虫や植物も、その形、色を改めてよく見てみると、とてもアーティスティックであることに気がつきます。しかし、お手本もなく描こうとすると、なかなか覚えていないものです。

「自然のアートを体験しよう!」は、そんな身近にある自然のアートを発見しようというもの。ナナホシテントウの黒い丸は、背中のどこにあったかな?

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
講師はダヴィンチマスターズの委員でもある学習院大学の飯沼慶一教授(先生)。毎回楽しいプログラムを展開してくれます。今回は身近な自然からアートを発見します!

お子さんたちは「今まで知らなかった自然の様子を実体験しながら自宅で学べたのが素晴らしい」「自然の中で見過ごしてしまいそうな些細なことに疑問を持つことで新たな発見があった」など、身のまわりにたくさんの発見があることを体験できたようです。中には、虫嫌いの克服につながった子も。

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
笠の開いた松ぼっくり。どうすれば笠が閉じるかな? そんなことも学びました

四角い紙を切って、パズルをつくろう!
「切って、戻して考えよう 図形プログラム」

5枚の四角い紙に、それぞれ異なる位置に直線を1本引いて2つに切りわけます。10個のさまざまな形の図形ができるので、それを袋に入れて混ぜて、パズルにようにもとに戻します。

自分でつくったパズルから、図形に必要な辺や角を学ぶとともに、素早くもとに戻すには、どこを注意して見ればいいかなどを体感しました。

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
講師は「こばちゃん せんせい」こと、元横浜市小学校算数教育研究会 会長の小林広昭先生。四角い紙1枚からたくさんの学び、遊びが生まれることを教えてくれました

お子さんたちも「自分で切って、それを繋げる作業が楽しかったようです。どうすれば早く繋げられるかなど一生懸命考えていました」「みんなの発言がとても刺激になっていました」「質問に自分の意見を言えていて、驚きました」など、自分でも簡単にパズルをつくれること、そして考えた自分の意見を言う楽しさも感じてくれたようです。

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
切った紙のパズルを、どうすれば早く元に戻せるか、子どもたちからたくさんのアイデアが出てきました! みんな真剣に聞いていて、お友だちのアイデアに刺激を受けた子もたくさんいました

混ぜると色が変化する!
「サイエンス カラーマジック」

水の入ったカップにそれぞれ異なる粉を入れ、それらのカップにある同じ液体を入れるといろいろな色に変化し、最後には泡が出現! そんな不思議な変化を自らの手で引き起こす科学実験は、参加したお子さんたち全員が大興奮!

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
講師の和洋女子大学 鈴木敏和先生と一緒に実験! 2つの液体を混ぜると…。自分の目の前での変化に、子どもたち大興奮でした!

「色の変化を自分の手元で確認できるのでとても楽しそうでした。自宅でできそうなので、またやってみたい」「化学反応があったときはとても嬉しそうで、ソーダの材料を一生懸命メモしてました」など、みんな家でもやってみる気まんまんのようです。

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
「どんな色になったかな?」という鈴木先生の質問に、たくさんの子どもたちが見せてくれました!

今回はオンラインでの開催ということで、さまざまな地域からご参加いただきました。場所の制約が取り払われることは、オンラインならではの良さ。オンラインの方が発言しやすいというお子さんもいらっしゃいました。

リアルなイベントにもたくさんの良いポイントがあるので、今後は状況を見ながらオンライン、リアルを織り交ぜて、より楽しいイベントを開催していきたいと思っています。

次回の「第23回ダヴィンチマスターズ」は、2020年11月に開催予定! 楽しいプログラム、お役に立つ講演会を準備中です!

これからの英語の学び方について
保護者向け講演会も実施!

2020年4月から小学3・4年生は「外国語活動」、5・6年生は教科として英語が必修化しました。ご家庭で、英語学習をどのようにしていけばよいか不安を感じている方も多くいらっしゃるので、
・ワールド・ファミリーバイリンガルサイエンス研究所 所長 医学博士 大井静雄氏
・早稲田大学大学院 教育学研究科 教授 原田哲男氏
・慶應義塾大学 名誉教授 田中茂範氏
・お茶の水女子大学 基幹研究院人間科学系 教授 浜野隆氏
に、英語習得に必要な環境や親の役割、英語をどのように日常に取り入れることができるのか、などについてお話いただきました。

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
子どもたちの英語学習について貴重なお話を聞かせてくれました

「母語がおろそかになる」と早期の外国語教育を心配される方もいらっしゃいますが、そこには学術的な根拠がないだけでなく、習得に大切な時期を逃してしまっているかもしれません。今は早期の外国語教育は有効と考えられています。先生方のお話からは、ご家庭ですぐに実践できることもたくさんありました!
※講演会の動画公開は2020年8月31日(月)12時で終了しました。
https://davincimaster.com/report/22th_0818_koen/

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第22回ダヴィンチマスターズ」を、2020年8月18日(火)に開催しました!参加者は232名、ダヴィンチマスターズ初となるオンラインでの実施。「第22回ダヴィンチマスターズ」の様子をレポートします。
保護者向け講演会を行った、左から早稲田大学大学院 教育学研究科 教授 原田哲男氏、お茶の水女子大学 基幹研究院人間科学系 教授 浜野隆氏、慶應義塾大学 名誉教授 田中茂範氏、中央のモニタに映っているのはワールド・ファミリーバイリンガルサイエンス研究所 所長 医学博士 大井静雄氏