第20回ダヴィンチマスターズREPORT

2020年04月15日 16:56

第20回ダヴィンチマスターズ in 学習院女子大学 開催!

2020年1月26日(日)

遊ぶ×学ぶ 非認知能力を育む体験イベント!

自己肯定感・思考力・行動力・他者との協働・社会意識力を高めます。

 

2020年最初のダヴィンチマスターズは、東京の学習院女子大学にて開催されました。

今回は、初めてのプログラムも多く、合計6プログラムと盛りだくさんの内容に。

会場は、保護者の方々も含めて400名を超える多くの皆様にご参加いただきました(参加者 192名)。

 

学習院女子大学 品川明先生による「「食べる」を科学しよう!~「食」の不思議~」や

ダヴィンチマスターズが提供する「科学の力でプラスチックを探究!」など、

今回も盛りだくさんのプログラムに、多くの子どもたちが参加し、楽しんでくれました。

 

「生き物博士からの挑戦状!~生き物たちの冬!」

学習院大学 生物部

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夏によく見る生き物たち。冬の間は何をしているのだろう。

成虫や幼虫、たまごなど様々な姿で冬を越す生き物たち。

子どもたちは、自分の目や手で生体を観察しながら、

博士から出題されるクイズや実験を通して、生き物について学びました。

初対面のお友だちとも打ち解けて話しあっていました。

 

■ご参加いただいた方からのコメント

「とても楽しかったようで、帰宅後、生き物のクイズをたくさん出してくれました。学校の日記も、クイズ形式で書いて博士気分に浸り、大満足していました。」

「図鑑でしかみることがなかった生き物を間近で見れたこと、知らなかった生き物の生態を教えてもらえたことがすごく嬉しかったようです。」

「大好きな動物のことをたくさん知ることができて、楽しかったとのことです。また、ヒキガエルを触ったことや、植物の種の飛び方を紙工作を通して楽しく学べ、家でも嬉しそうに話してくれました。」

 

「科学の力でプラスチックを探究!」

一般社団法人 ダヴィンチマスターズ

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食べ物からプラスチックを作って、食べ物でプラスチックを溶かしちゃえ!

環境問題にもなっている、身近なプラスチックの種類を知り、環境に優しいプラスチックを作りました。

今日知り合ったお友だちと一緒に、スタンプづくりを楽しむ子どもたち。

■ご参加いただいた方からのコメント

「スタンプ作りの際に、発泡スチロールをみかんの成分で溶かしたと興奮気味に教えてくれました。環境問題についても、本人にとって刺激のある学びになったようす。」

「ちょうど、夏休みの自由研究でリモネンのことを取り上げて取り組んでいました。あらためて教えていただいたことで、本人の自由研究とつながったところがあるのではないかと思っています。」

「風船がみかんで割れることを教わり、家で試してみたい!とワクワクした様子で話してくれました。」

 

「食べる」を科学しよう!~「食」の不思議~

学習院女子大学国際文化交流学部 日本文化学科 品川明研究室

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毎日の生活の中で欠かすことのできない「食べる」こと。

身近な食材を使いながら、自分の五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)をはたらかせて、

食べることを科学的に解明していきました。

子どもたちは、「こっちのほうがおいしい!」「飲みやすい!」など、食べた感覚を積極的に伝えあっていました。

■ご参加いただいた方からのコメント

「『2種類のポテトチップスを、実食も含め五感をつかって比較する』なんて、小学校ではしたことのない実験・体験をさせていただけたことに、子どもは大喜びでした。

また、食べるときには舌(味覚)だけでなくて、たとえば噛んだときに出るおいしい音を耳(聴覚)で把握しているなど、『五感を使う』ことがどんなことかを体験・認識できたようです。

いいプログラムだなと思いました。」

「食べられることが嬉しかったです。食べるという動作だけなのに、実際には身体のいろいろな部分を使っていることに驚きました。」

 

デザイナーになろう!

ゲオ/セカンドストリート

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身のまわりのモノを捨てずに活かす方法とは。

「リユース」って何?!

想像力を働かせると、もういらないと思っていたモノがよみがえります。

それぞれがデザイナーになって、アイデアにあふれた世界で一枚の素敵なTシャツをつくる子どもたち。

■ご参加いただいた方からのコメント

「自分の好きな色の毛糸を使って思い通りの服を完成できたことや、先生たちからもいくつもコメントいただけたことが大変嬉しかったようです。

あんなに自信に満ちた顔をした我が子を家の外で見たのは久しぶりで、今回のプログラムに参加させてよかったと親の私も思いました。」

「元々デザインに興味を持っていたようですが、オリジナルでTシャツのデザインをする、という体験自体がとても刺激的だったようで、みんなに見せて回っていました。」

 

魔法(まほう)の水!

開成中学・高等学校 宮本一弘 教諭

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あるものを加えると、コップの中の液体が、青くなったり、赤くなったり…。

酸性とアルカリ性について実験して、結果に驚く子どもたち。

水の色の変化などに目をキラキラさせて楽しそうにしていました。

■ご参加いただいた方からのコメント

「初めての体験で、本人は泡が出るのが面白かったようです。初めて出会う周りの子どもたちとも、話をして盛り上がっていて楽しそうでした。
アルカリ性、酸性が何色になるかも理解できて、とてもよい勉強にもなりました。」

「とても楽しかったようです。お友達がいない中に参加して大丈夫かなと思っていましたが、実験そのものが面白かったようで、家でも実験して家族に見せたい!と言っていました。」

「水の色が変化するのを自分の目で見て、体験できて楽しかったと話しています。」

 

パターンブロックで作品を作ろう!

株式会社東洋館出版社

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楽しく遊び、図形感覚が自然に身につく

「パターンブロック」

タスクカードの枠の中に並べたり、グループで「なにを作る?」と楽しそうに相談して、パターンブロックの世界をつくりました。

■ご参加いただいた方からのコメント

「みんなで作成するのが楽しかったようです。」

「久しぶりにパターンブロックを使って楽しそうでした。図形だけでなく、分数の感覚をつかむためにも活用できることがわかり、まだまだ遊びの幅を広げていきたいと思いました。」

「チームのお友達とまた会いたい!もっと時間が欲しかった!パターンブロックを買ってほしい!と言っていました。」