《実施レポート》2024.3.10開催!第58回ダヴィンチマスターズ|対面プログラム in 学習院女子大学《当日の様子》REPORT

2024年03月18日 00:00

楽しみながら子どもたちの “最後までやり抜く力” “社会を生き抜く力” を養う体験型イベント「第58回ダヴィンチマスターズ」を、
2024年3月10日(日)学習院女子大学で開催!

本記事では対面プログラムの様子をお届けいたします。


事前にA、B、C、Dまたはスペシャルプログラムのいずれかのコースにお申込いただき、順次2つのプログラムを受講しました。

A1:実験:圧力と光

<概要>見えないけれどもモノに働く「圧力」と、「光」をテーマに探究する実験プログラムです。楽しい実験を通じて、身近な不思議を解明していきます。自宅でできる実験案内ももらえます!

<監修>開成中学校・高等学校 化学科教諭 宮本一弘先生

 

 

実験の際その都度予想を立てたことで、その実験に集中して取り組み、自分なりに理解をしようとしていた様子が印象的であった。

普段身近にあるけれど実際に感じることが難しい空気の力や動きについて実験を通して感じることができた。また、光の実験では、偏光板を用いたことで光が普段と違う見え方をすることに興味津々であった。

☆参加者の声☆
・いろいろな実験ができて楽しかった。
・光の実験が入っていて時間があっという間だったようです。
・空気を圧縮するとマシュマロが膨らんで面白かったです。


A2:この音、何の音!?

<概要>台所の音、茶筒に何かを入れた音!誰かが何かを食べている時の音、自分が何かを食べている時の音、自分の体のどこで感じているのでしょう!みんなで一緒に感じながら、楽しみましょう。

<プログラム協力>フードコンシャスネス 教育インストラクター 若宮寿子氏

☆参加者の声☆
・いろいろな音がした。音でどんな食べ物かわかった。
・普段耳を澄まして意識して音を聞くことがないので、音だけでは分からないものもあることに気付いたようです


B1:タネひこうき実験!

<概要>タンポポに代表される植物は、子孫をより広範囲に残すために「風」を利用し種を遠くまで飛ばせるよう進化を遂げています。実際に色々な種の模型をを製作して飛ばし、物理的にどのように分布するかを体感します。

<プログラム協力> 株式会社NEST EdLAB

植物の種子がどのように遠くへと飛んでいくのかを、実験を通して感じることができたと思う。最初は興味を持っていなかった子どもも、授業の終盤は興味津々になって実験に取り組んでいた。

☆参加者の声☆
・いろんなタネの飛行機を作るのが楽しかった。
・変わった種の形を知れて楽しかった。
・最初に作ったタネは紙飛行機みたいに落ちるが、2番目に作った種は、くるくる回っておちて違いがあって面白かった。タネヒコーキを作る時に発泡スチロールに線を描くのが難しかったけど、上手に描けた。


B2:手の能力はすごい

<概要>手の能力はすごい!見えなくても、手で色々なことが分かります。みんなで自分の手で感じることを話してみましょう。想像をめぐらし、手で分かったことから多くの情報がつかめます。

<プログラム協力>フードコンシャスネス 教育インストラクター 大野やす子氏

 

 

☆参加者の声☆
・目に見えないものを手触りで探ったりして手の能力ってすごいな、と思った。
・クイズみたいで楽しかった。
・手で触っても全然わからないが、においをかいだり目でみるとわかるところがおもしろかった。


C1:ダシのふしぎ

<概要>日本特有の旨味の素であるダシ。普段なじみの少ない本物の素材に触れ、教養を高めます。世界に注目されるユネスコ無形文化遺産である「和食」を伝承するプログラムです。

<プログラム協力>フードコンシャスネス 教育インストラクター 辻紀子氏

 

 

五感それぞれの気づいたことを発表する時間があったが、その時に子どもたちはさまざまな感覚や言葉を使って説明していた。時には真逆の感覚を持っていたこともあったが、それを抵抗せず発表し合えたことで、人それぞれ感覚の受け取り方が違うことに気づいたり、違う表現方法を知ったりする学びがあったと思う。

☆参加者の声☆
・実際に出汁を味わうことができたのが楽しかった


C2:ミュージカルを作ろう!

<概要>歌って!踊って!表現をします。正解なんてない!自分をどんどん出して、ミュージカル劇を皆で作ろう!本物の楽譜を使い登場人物の気持ちになって、自分で考え、自由に動いてみよう!

<プログラム協力>CALLBACK TOKYO 代表 吉岡里奈氏(ミュージカルプロヴォーカルコーチ)

 

最初の自己紹介で声が小さく、下を向いていた子どもたちが、ミュージカルの最終の方では大きな声で歌い、大きく表現をしていてミュージカルは自己表現の力を高める力があるのだなと感じました。

☆参加者の声☆
・ダンスが特に楽しかった


D1:犯罪科学調査に挑戦!

<概要>怪盗ナーゾが宝物をある場所に隠してしまった!今回の捜査のヒントは、「光と色」。犯罪科学捜査員になりきり、科学の力を味方につけて、残された暗号を解き明かそう!

<監修> 学習院大学 文学部 教育学科 教授 飯沼 慶一先生

透明なフィルムを通して光を見て虹が見えたときの子供たちから、嬉しそうな声が聞こえたり、答えがわかった時、どうしても言いたくなってソワソワしてる子供たちが沢山いてとてもかわいかったです。答えが見えた(謎が解けた)時はどの子も「やったー」という顔にこちらも元気をもらえました。

☆参加者の声☆
・色のある眼鏡でわからない文章を読むことができて面白かった。宝石がもらえて嬉しかった。
・いろいろ最初は文字が出ていなかったけど、段々出てくる文字を読み取るのが楽しかったです。
・内容も楽しかったようですが、それよりも先生の印象が心に残っているようです。楽しく親しみやすい先生で良かったです。


D2:お茶のいろいろと日本文化

<概要>茶歌舞伎とはお茶の種類を当てる日本の伝統的な遊びです。まず、いろいろなお茶をじっくり観察し、自分の五感力を鍛えます。色々なお茶の種類や特徴に理解を深めましょう。

<プログラム協力>フードコンシャスネス 教育インストラクター 関原成妙氏

 

 

普段よく使っている目だけでの判断ではなく、嗅覚や味覚などの五感を使って食物を味わう力が身についたように思います。お茶の名前を伏せて飲んでもらった際に、普段飲んでいるからという理由でお茶の名前を当てている子が多くいたことも印象的でした。

☆参加者の声☆
・お茶を比べて飲んでみたりするのが面白かった。楽しかった。
・いつも爽健美茶を飲んでおり、たまに緑茶を飲むけどそれ以外のお茶を飲んだことがなかったので少し間違えてしまったが、色んなお茶があって感じ方も違うので楽しかった。
・内容が大変興味深かったようで、とても楽しかったと言っていました。お茶を飲んで種類を当てるというアクティビティーで、一つも正解できず大変悔しがっていました。

 


スペシャルプログラム:​​ニンジンダイコンカブの秘密!!

<概要>ニンジンとダイコン、カブ。みなさんががよく食べている野菜です。これらの野菜をよく観察すると様々な違いを発見することができます。植物のすばらしい体の仕組みをみんなで発見しましょう。きっと野菜のことがもっと好きになるはずです。

<プログラム協力>フードコンシャスネス 教育インストラクター 桑原香織氏

 

 

☆参加者の声☆
・いろんな種類の大根、カブ、にんじんなどを見れて勉強になりました!


次回開催のお知らせ

ご参加いただいたみなさま、この度は誠にありがとうございました。ダヴィンチマスターズでは活動を通して、非認知能力*を高めるアプローチを行っております。

*「非認知能力」には、自分に対する自信、最後までやり抜く力、やる気、忍耐強さ、粘り強さ、意志力の強さ、強い精神力、
自己コントロール力(自制心)、自己への客観性、創造力、協調性、他者への誠実さ、思いやりなどがあげられる。

次回も午前午後の2部開催を予定しております。

日程は3月20日(水)対面プログラムがございます。詳しくは次回のお知らせをお待ちいただけますと幸いです。

また、LINE公式アカウントにてイベント情報等を随時お送りしておりますので、ぜひお友だち登録をお願いいたします!

みなさん、またぜひ参加してくださいね! まってます!

【過去レポート】