第24回ダヴィンチマスターズ実施レポート!REPORT

2021年02月24日 11:00

第24回ダヴィンチマスターズ オンラインで開催!

2021年2月7日(日)

2021年2月7日(日)に第24回ダヴィンチマスターズをオンラインで開催! たくさんのお子さんたちが参加、楽しみました!

2021年最初のダヴィンチマスターズを開催!
英語でエクササイズや大人気の犯罪科学捜査を実施

実験や観察などの体験を通して子どもたちの “非認知能力” を育む人気のイベント「第25回ダヴィンチマスターズ」を、2021年2月7日(日)にオンラインで開催! 収束が見えない新型コロナウィルスで緊急事態宣言の延長が決まりましたが、モニタはさまざまな地域から参加した、たくさんの子どもたちの笑顔であふれました。

今回は英語を使う楽しさを味わえるプログラムをはじめ、大人気の犯罪科学捜査、身近な “にぼし” を解剖することで体の構造を知る生き物の解剖、自分の体温と向き合うことの多い子どもたちに、改めて “温度” とは何かを考える、意外と知らない温度について調べる4つのプログラムを実施しました。
※第24回ダヴィンチマスターズのプログラムの詳細はこちら

さらに同日、保護者の方々には「特別教育講演会」の動画を無料公開! 英語教育をどのようにすれば良いか3名の先生にお話しいただきました。英語ができない保護者でも、子どもに英語を教えることはできるという力強い言葉も。
※「保護者向け特別講演会」の動画は2021年2月24日(水)17:00まで期間限定公開

今回の「保護者向け特別講演会」にはパネリストとして早稲田大学 人間科学学術院教授 保崎則雄先生(左上)、立命館小学校 ICT教育部長/Cross Education Lab代表 正頭英和先生(右上)が参加。モデレーターには早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授 原田哲男先生(ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所 学術アドバイザー)

オンラインプログラムでは当日までワクワクできるよう参加者にお送りした教材キットにもさまざまな工夫を凝らしました。子どもたちのZoomさばきも回を重ねるごとにスムーズになり、デジタルネイティブの上達の早さには驚かされます。プログラムによっては子どもたちとの双方向でのやりとりも多く、たくさんの発言、意見、そして笑顔があり、多くの子どもたちに楽しんでいただけました!

次回「第25回ダヴィンチマスターズ」は、2021年3月28日(日)にオンライン・対面(開催場所:神戸国際会議場)で開催! 楽しいプログラム、お役に立つ講演会を準備中です! お楽しみに!

◆対面:Aプログラム①
初めてでも大丈夫! 英語を使う楽しさを味わおう! 英語でPop’n エクササイズ!
ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所

子どもたちが好きな動物や昆虫の色・足の数をヒントに、簡単な英語でクイズ(Who am I?)や、その場で体を動かすエクササイズ! 英語がわからなくても大丈夫! 英語を使う楽しさを味わおう!

「初めてでも大丈夫! 英語を使う楽しさを味わおう! 英語でPop’n エクササイズ!」で「Who am I?」などのクイズをしてくれた佐藤久美子先生(小学校英語指導者認定協議会理事(玉川大学名誉教授)

クイズ形式なので英語がわからなくても大丈夫! 中には「ダンゴムシ」を英語で言える子も。足の数が大人と子どもで違うって知ってた?

藤野素宏先生は実際に体を動かす英語でエクササイズを実施。先生のポジティブな掛け声に子どもたちのモチベーションはアップ!

藤野先生はほとんど英語で子どもたちに話しかけていますが、英語がわからなくても見よう見まねで一緒にエクササイズ。楽しみながら自然と英語も覚えられます

◆対面:Aプログラム②
犯罪科学捜査に挑戦! 指紋編
(学習院大学 文学部教育学科 飯沼慶一研究室)

犯罪科学捜査で犯人を捜す重要な証拠は「指紋」。ある日の教室、先生が大切にしている花瓶が割れているのを発見! 6人の容疑者の指紋を調べて、犯人を見つけ出そう!

毎回工夫を凝らしたプログラムで大人気の飯沼慶一先生。身の回りにあるものでも、知らない、わからないものはたくさんあります。今回の「指紋」も、自分のことなのによく知らないものひとつ。「親子でワクワクした!」との感想をたくさんいただきました! 興味・関心を持つこと、調べることの大切さ、そして指紋が個人情報であることも伝えています

飯沼先生の問いかけに、たくさんの子どもたちが自分の意見を発表。他の子の発言に刺激を受けたり、プログラム中にも子どもたちは成長しています

◆対面:Bプログラム①
体の構造は人間といっしょ? 生き物の解剖・体の仕組みを探れ!
(環境教育センター所長/学習院女子大学 国際文化交流学部 日本文化学科 品川明研究室)

小さな “にぼし” にも人間と同じような体の構造があります。にぼしの解剖を通して体の仕組みを学ぶとともに、この組織は自分の体の中では何にあたるのか、想像してみよう!

にぼしの解剖を教えてくれた品川明先生。ダヴィンチマスターズでは “しじみ先生” という愛称で “あさり” の解剖などの大人気プログラムも行っています

みんな真剣に小さな “にぼし” と格闘! 「こんなに小さな乾燥した “にぼし” でも解剖ができるんだ!」という驚きの声が保護者の方からたくさん寄せられました。プログラムが終わった後、解剖図を写真にとって送ってくれる方もたくさん。質問には先生がお返事もしています

◆対面:Bプログラム②
おいしいジュースにご飯、冬眠は? あつい? つめたい? 温度のふしぎ
(ダヴィンチマスターズ オリジナルプログラム)

自分の体温と向き合うことが多くなり、改めて “温度” とは何かを考えてみます。快適な温度、おいしい温度、気持ちいい温度など、温度計を使いながら意外と知らない温度を調べます。

普段あまり気にしない温度について、クイズを通して一緒に考えてくれた仁地幹人先生。子どもたちとのクイズも大好評でした!

プログラム終了後、冷蔵庫や夕食のお鍋、中にはお散歩先で川や噴水の水の温度を測ってくれた子も。身近なものにも新たな気づきがたくさんあることを知っていただけました!

次回の「第25回ダヴィンチマスターズ」は、2021年3月28日(日)にオンライン・対面(開催場所:神戸国際会議場)で開催! 楽しいプログラム、お役に立つ講演会を準備中です! お楽しみに!