第19回ダヴィンチマスターズREPORT
2019年12月17日 19:58
第19回ダヴィンチマスターズ in 学習院女子大学 開催!
2019年11月24日(日)
遊ぶ×学ぶ 非認知能力を育む体験イベント!
自己肯定感・思考力・行動力・他者との協働・社会意識力を高めます。
2019年最後のダヴィンチマスターズは、
東京の学習院女子大学にて開催されました。
今回は、初めてのプログラムも多く、
合計6プログラムと盛りだくさんの内容に。
会場は、保護者の方々も含めて450名を超える多くの皆様に
ご参加いただきました。
参加者 200名
2020年1月26日(日)第20回ダヴィンチマスターズお申込はこちら
「犯罪科学捜査に挑戦!」
学習院大学 文学部教育学科 飯沼慶一研究室
ここはある小学校の教室です。
クラスで飼っていたウサギが誰かに盗まれてしまいました。
参加者の子供たちは、科学者になって推理と検証実験を用いて
犯人を導き出します。
本大会でも大人気プログラムの1つ。
カリフォルニア大学ローレンス科学館GEMSで作られ、
学習院大学文学部教育学科飯沼慶一教授の指導のもと実施しました。
子どもたちが場面を想像しやすいように、
学生スタッフによる芝居仕立ての演出でプログラムは進んでいきます。
子どもたちは、怪しい容疑者たちを、疑いから確証につなげるために、
初めて知り合ったお友だちの声に耳を傾け、予想をし、
名探偵になりきって犯人を見つけていました。
■ご参加いただいた方からのコメント
「班で話し合って答えを導くところが楽しかったようです。」
「将来の夢が科捜研の女になること、と言い続けているので、
とても楽しめたようです。科捜研っていうより、鑑識になっちゃった、
とも言っていました。」
「とても楽しかったようです。推理ものの本やアニメの影響で『捜査』に
ふだんからとても興味を持っていたので、今回実際に行えたことが
強く印象に残ったようです。」
「世界は何で出来ている?! 目には見えない原子たち」
tanQ
世界はすべて小さな原子でできている!
机や体、目には見えないものを理解するのはどうやったらいいのかを、
カードを用いて学んでいきます。
今日知り合ったお友だちと、早速対戦しながら、
白熱したバトルが繰り広げられていました。
■ご参加いただいた方からのコメント
「電車移動中もずっとカードを握りしめて説明してくれていました。」
「水や二酸化炭素などが小さなもので出来てることを知って驚きました。
これもお友達に教えたいです。」
「とても楽しかったようです。家からの帰り道でも帰ってからも、
会場でいただいたカードをつかって遊んだり、
習ったことを説明したりしてくれました。」
「五感を科学しよう!」
学習院女子大学国際文化交流学部日本文化学科 品川明研究室
五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)を働かせて、
食べ物を科学的に解明していきます。
おいしそうなおやつを目の前に、
食べたい気持ちをパワーに変えて一心に答えを発言していく子どもたち。
食べてOKがでたときには「おいしいー!」と一緒に味や食感など
感じたことを口々に伝えあっていました。
■ご参加いただいた方からのコメント
「食べることは五感をフルに活動させているということを
意識させる手法が面白いと思いました。」
「実際にポテトチップスなど食べて感覚がわかり、
説明を聞けたことで理解が深まったようです。
また、学校の理科の授業で聞いていた『五感』が
何か理解できたようなのも親として良かったと思います。」
「オレンジジュースは生絞りのものがとても酸っぱくて渋かった。
食べる時に色々な感覚を使っていることが分かって面白かった。」
「ピッタリ王選手権」
学習院大学大学院教育学専攻スペシャルチーム
1分間の時間の長さは、どれくらい? 1kg.の重さってどれくらい?
1メートルの長さはどれくらい?
まずは仮設を立ててから、体を使って考えていく子どもたち。
少しずつヒントとなる基準というものを予想し、
大喜びしながら「わかったー!」の声が教室のあちこちから
聞こえてきました。
■ご参加いただいた方からのコメント
「実際のもので感覚を覚えられることがとてもいいと思いました。
生き生きして実験している姿が印象的でした。」
「重さなどを実際に感じることで、頭で理解していたことが
実感として理解できたようです。」
「初めてのお友だちとグループになったようですが、
自分が一番年上だったため、順番を決めたり…と仕切ったと聞いて
驚きました。学校では強い子がたくさんいて、
そういう子たちに従うタイプだったので、
新しい場所で対応できたことに嬉しく思いました。」
「天秤をつかったり、サポートして頂いた大学生と楽しく参加出来たようで、外から様子を覗きましたが、目が活きいきとしていました。」
「冷たさを体感!」
開成中学・高等学校 宮本一弘教諭
風邪をひいたときに使う冷却パック。
身近なものを使って、化学の力で
冷却パックが作れることを知った子どもたち。
集中しながら、ひとつひとつ手順を追っていきます。
■ご参加いただいた方からのコメント
「実験や工作好きの娘がとても楽しかった!と言っていました。
先生の話も面白く、子供目線の対応が素晴らしかったです。」
「本日は有意義な実験教室に参加させて頂きありがとうございました。
早速尿素を買って欲しいとせがまれました。
将来科学者になりたい!と思ったそうです。また次回も参加したいそうです。」
「夏にはよくお世話になる身近な保冷剤を自分で作れた事に驚き、
喜んでました。身近な題材で、良い気付きを得られたみたいです。」
「受講時も、わざわざ私にも体感させに持ってきてくれて、
とても楽しかったようです。そして、その後『家でもやりたいから、
尿素買って!』と言われ、再度家でもやりました。
そのくらい、インパクトがあったようです。」
「人体の探求?! 驚異の臓器『心臓』のヒミツ」
tanQ
心臓はどこ? ドキドキするのはどんなとき?
人の体の仕組みを探検するように、映像に釘付けになる子どもたち。
クイズや実験、すごろくも交えながら
自分たちの体のパワーと不思議を楽しみました。
■ご参加いただいた方からのコメント
「学校の違う子どもたちと協力して取り組むことができたのは、
授業が面白いのはもちろん、先生が一番面白い方だったので
引き込まれていたのだと思います。最後まで楽しく参加させて頂きました。
ありがとうございました。」
「家でもすごろくでやり、沢山お話ししてくれました。
とても楽しかったようです!」
「家でさっそく『すごろく』をしました。ヒトとサカナでは、
心臓の部屋の数が違っていたなんて、初めて知りました。
『肺から心臓へ酸素を』と、漠然とした知識しかなかったので、
『肺静脈から左心房へ、左心室から大静脈へ』という
重要な解剖を家族みんなで改めて確認することができました。
貴重な経験になったと思います。」
2020年1月26日(日)第20回ダヴィンチマスターズ申込はこちら
マスターズ大会(任意参加) 各学年の成績優秀者発表
算数は、学年に応じた思考力の限界にチャレンジします。
自然科学は、日常生活の中の身近な物事にも疑問を持ち、観察し、推測するきっかけとなるような問題を出題しました。
(学年は受験時の学年)
1年生 | T.Kさん | 東京都市大付属小学校 |
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2年生 | ヒナタさん | 江東区立有明小学校 |
2年生 | W.Aさん | 東京学芸大学附属大泉小学校 |
3年生 | T.Hさん | 江東区立砂町小学校 |