《実施レポート》2025.3.2開催!第81回ダヴィンチマスターズ|対面プログラム in 東京海洋大学 品川キャンパス《当日の様子》REPORT

2025年03月03日 10:00

 

 

 

 

楽しみながら子どもたちの “最後までやり抜く力” “社会を生き抜く力” を養う体験型イベント「第81回ダヴィンチマスターズ」を、
2025年3月2日(日)東京海洋大学 品川キャンパスで開催!

本記事では対面プログラムの様子をお届けいたします。


事前にSP、A、B、Cのいずれかのコースにお申込いただき、SPは1つのプログラム、A、B、Cコースは順次2つのプログラムを受講しました。

SP:海の中の音を調査せよ!海洋生物たちのコミュニケーション

<概要>
一見静かな海の中は、実はたくさんの生き物たちがいろいろな音でおしゃべりして、
とっても賑やか。クジラやイルカ、魚たちは一体何のために、
どうやって音を出しているのだろう?海の中の音を聴いて、
その仕組みを一緒に探ってみよう!海洋生物たちのコミュニケーションの秘密
に迫る授業です!

<プログラム協力>東京海洋大学 鯨類学研究室 博士研究員 山田裕子先生

先生の話を聞いて質問に対する答えを考え
想像を膨らませ、皆んなの前で自分の考えについて発言しました。学びに対して楽しく前向きに取り組む姿勢が見受けられました。

コミュニケーション能力、集中力、協調性、話を聞くことの大切さを学びました。

☆参加者の声☆

・最初と最後を少し傍聴した限りですが、単に知識を増やすというのではなく、陸上と海中の環境の違いや生物の耳の仕組みに着目して、児童にしっかり考えさせる内容になっており、想像以上に良いプログラムでした。
・クジラなど本物の音を聞くことができたのが良かったです。
・実際に骨とかも触れて説明も分かりやすくて楽しかったです。


A1:秘密に迫れ!!イルカとクジラの生態

<概要>
東京海洋大学のクジラやイルカ等の海洋哺乳類を扱う
サークルKiller Whale Lab.(シャチラボ)による特別プログラム。
イルカの骨格標本を間近で見られるよ!

<プログラム協力>東京海洋大学 Killer Whale Lab. (シャチラボ)

クジラやイルカの生息場所、特徴などをさまざまな角度から学べるプログラム。実際に骨格標本を見学し、子供達の好奇心を伸ばしていました。

☆参加者の声☆

・実際にひげなどを触ってみることができて楽しかったです。
・標本を目の当たりにしたことが興味を大きくひいたようでした。
・子どもたちの話によりますと、とても楽しかったということでした。知らなかったイルカやクジラのことを知るよい機会になったようです。中でも、クジラのヒゲを2種類比べて実際に触らせてもらえたことを興奮気味に話してくれました。

 


A2:星空観察~星座早見盤を作ろう~

<概要>

夜空には星座を作る星や不思議な天体がたくさんあります。
あの星はなんて名前かな?今見える星座は何だろう?
自分だけの星座早見盤を作って、夜空への冒険をはじめよう!

<プログラム協力>日本一の星空 浪合パーク 星空案内人 川手俊美氏

方位や時間についてより意識を向けるようになるプログラム。毎日当たり前に空にある星について、場所や見れる時間、由来など様々な視点から考えることができていました。

☆参加者の声☆
・星座早見表を作れて楽しかったです。星のことに詳しくなれました。
・早見版の作成と、自分の蟹座が出たのが嬉しかったようです。

・より星に興味を持ったと話しておりました。


B1:カラフルザリガニの色のひみつ!

<概要>

生き物の色のふしぎから、東京農大で研究している
カラフルザリガニの色のひみつのお話や観察・実験を行います。
さらにザリガニ研究の今後の世界展開について学んでみましょう!

<プログラム協力>東京農業大学教職課程 教授 武田晃治先生

ザリガニがエビの仲間だということや、食べるものによって色が変わるということ、また、色素は全て同じだということが、大きな学びにつながっていました。
ザリガニはSDGsにどのようにして貢献することができるのかということを学ぶことができていました。

☆参加者の声☆
・講習後にえさで色が違うことを喜んで教えてくれました。また外来種など娘にとってはじめて聞く言葉もあり環境問題にも興味を持っていました。
・色素で色が変わると言うのが不思議だとおもいました。

・帰宅後、覚えた知識を披露してきたため、それなりに楽しく学べたようでした。


B2:フルーツパワーでプラスタンプを
つくろう!

<概要>
“ある物質”を使うと発泡スチロールが溶ける!?
どうしてこんなことが起こるのだろう!?
フルーツを使った科学実験をして、オリジナルスタンプを作ろう!

<プログラム>ダヴィンチマスターズ

工作を通じて、プラスチックの問題を考えるプログラム。失敗をしても諦めずに、6面を使い一生懸命製作に励んでいました。

スタンプの基となる発泡スチロールがもつ性質を知ることで、「プラスチックは悪」という単純な思考から脱却して発泡スチロールのリサイクル、海洋ごみ問題等についてどう捉えるか考えるきっかけになりました。

☆参加者の声☆
・難しかったそうですが柑橘類でプラスチックがとけるということを体感する楽しいイベントでした。
・リモネンではっぽうスチロールが溶けたのが不思議だとおもいました。
・手を動かすことが楽しかったようです。初対面の友達とも楽しそうに作業していました。一方でプラスチック枯渇の不安な未来について聞いてきたため、エネルギーについて、家庭内で考えるきっかけになりました。


C1:メダカ博士になろう〜観察と実験〜

 

<概要>
メダカはとても小さな生き物ですが、体のつくりや動きなど様々な能力を進化させて、  自然の中で生き抜いています。
生き物のふしぎを実際に観察や実験をして発見しましょう!

<プログラム協力>一般財団法人進化生物学研究所 研究員 蝦名元氏

ビーカーでみるメダカや骨格標本にも興味津々で、雌雄の体の違いやヒレの違いなど実際にみながら学ぶことができました。

どのお子さんもメダカを乱暴にすることなく、一つ一つの命として大切にメダカを扱っている姿が印象的でした。

☆参加者の声☆
・本人は、水槽の水を混ぜてメダカをおびき寄せるのが面白かったと申しております。保護者的には、冒頭10分の講義だけでも非常に興味深かったです。
・メダカの習性がわかってよかったです。見分け方が分かるようになって嬉しいです。先生がメダカのことたくさん教えてくれてよかったです。
・とても面白かったようで、直後のランチタイムに目を輝かせて、たくさん説明してくれました。とても素晴らしい内容をありがとうございました、できたら有料でも良いので親も講義を聞きたかったです。


C2:STEAMマジック教室 元素と宝石

<概要>
誰もがワッとおどろきワクワクするイリュージョン!元素と宝石についてマジック
と可愛いキャラクターと一緒に楽しく学びます。マジックも伝授!
君もサイエンスマジシャンになっちゃおう!

<プログラム協力>Actboon代表 岩城信二氏 (シンディー)

普段の理科の授業から発展した内容に興味を持ちプログラムに臨んでおり、今後の更なる自己の学習意欲が高まっているように感じました。

今日初めて学んだ事、今後さらに深く知識を身につけたい部分を講師の方に積極的に話したり、質問していた様子が印象的でした。

☆参加者の声☆
・マジックがとても面白く皆で楽しくコミュニケーションが取れて良かった。元素のことについても分かりやすく知ることができて良かった。
・元素がどういうものなのか、感覚的につかめたようで帰宅後に、ママ所有の世界一美しい元素の教室の本を急に読みだしていました。
・ちょうど、ヨウ素の実験をしたとのことなので、海藻に多くヨウ素が含まれる事や、海水塩にはヨウ素が入っているが、岩塩にはヨウ素が入っていない事、海に面していない外国では食塩にヨウ素を入れる法律がある国がある事など、家族で話が広がりました。

次回開催のお知らせ

ご参加いただいたみなさま、この度は誠にありがとうございました。ダヴィンチマスターズでは活動を通して、非認知能力*を高めるアプローチを行っております。

*「非認知能力」には、自分に対する自信、最後までやり抜く力、やる気、忍耐強さ、粘り強さ、意志力の強さ、強い精神力、自己コントロール力(自制心)、自己への客観性、創造力、協調性、他者への誠実さ、思いやりなどがあげられる。

次回も午前午後の2部開催を予定しております。

日程は3月16日(日)対面プログラムがございます。詳しくは次回のお知らせをお待ちいただけますと幸いです。

また、LINE公式アカウントにてイベント情報等を随時お送りしておりますので、ぜひお友だち登録をお願いいたします!

みなさん、またぜひ参加してくださいね! まってます!

【過去レポート】