《実施レポート》2024.5.19開催!第62回ダヴィンチマスターズ|対面プログラム in 東京農業大学 世田谷キャンパス《当日の様子》REPORT

2024年05月20日 09:11

楽しみながら子どもたちの “最後までやり抜く力” “社会を生き抜く力” を養う体験型イベント「第62回ダヴィンチマスターズ」を、
2024年5月19日(日)東京農業大学 世田谷キャンパスで開催!

本記事では対面プログラムの様子をお届けいたします。


事前にA、B、Cまたはスペシャルプログラム①・②のいずれかのコースにお申込いただき、順次2つのプログラムを受講しました。

A1:溶けるって何?

<概要>チョコレートを使って、水に溶けるという現象を体験。溶けるとはどんなこと?
溶ける速さは水の温度で変わる?
目では見えないほど細かい「粒子」とは何なのか?理化学に対する興味を喚起します。

 

<プログラム協力>東京農業大学 教職・学術情報課程 教授 山口晃弘先生

 

温度によって溶ける速さに違いがあるということを体感で学べたと思います。

チョコレートが溶けて色が広がったのを覗き込むように見ていました。変化を自分から教えてくれる子もいました。

☆参加者の声☆
・普段から大好きなチョコレートで実験ができるということでとても楽しみにしていました。内容的にも2年生でもできることで楽しかったようです。
・チョコレートが溶ける様子が面白いと言っていました。帰宅後にすぐ自宅でも実験していました。
・色素が溶け出す様子が印象的だったようで、実験の様子をよく話してくれた。


A2:犯罪科学捜査に挑戦

<概要>怪盗ナーゾが宝物をある場所に隠してしまった!
今回の捜査のヒントは、「光と色」。犯罪科学捜査員になりきり、科学の力を味方につけて、残された暗号を解き明かそう!

<監修>学習院大学 文学部 教育学科 教授 飯沼慶一先生

光や色についてとともに、橙や藍など日本の古来からある色の表現についても興味を持って楽しそうに学んでいました。

プログラムの最後(暗号解読後)に椅子の裏側にある宝石を見つけるのが、宝探しみたい!トレジャーハンティングみたい!と嬉しそうな声があがりました。

☆参加者の声☆
・以前、他のイベントで虹についてこどもが自分で図鑑で調べることをしたのですが、本日の講義の中で光の見え方についての話があり、こどもの中で「あ、これ前に調べたあの話だ!」と気づき繋がったと言っていました。最後に見つけた宝をお土産にもらえたこともとても嬉しかったようです。
・初めて経験する挑戦で、色んなアイテムを使い、宝物をゲット出来た喜びがいっぱいでした。先生の説明が分かりやすく、自分でできた喜びが湧き上がったそうです。
・帰宅後に父親に問題を出して、一緒に楽しんでいました。


B1:コピータイル・トレジャーハント

<概要>大海賊が残した宝の地図。
謎に包まれた地図を読み解く鍵が、パズルの一種「コピータイル」に隠されている?キミは宝のありかを探し当てることはできるかな?
みんなで謎解きに挑戦だ!

ダヴィンチマスターズ

ヒントを言葉だけで伝える活動によって、大人では難しく考えすぎてしまうようなことを、色や形、向き、具体物で例えるなどさまざまな方法で言語化する力を育みました。

 同じ形の4枚を使って大きい同じ形を作ることは、どこに何をどのように置いたらいいのかを考えるため、空間認識力が育まれます。

☆参加者の声☆
・試行錯誤して考えることができるのが良いと思いました


B2:めざせ!ドローンパイロット!

<概要>今世界で注目されているドローンの世界をじっくり体験できるプログラムです!初めてでも大丈夫です。楽しく操作を学んで、ドローンパイロットを目指します。また、ドローンの活用方法についても仲間と考えます。

<プログラム協力>株式会社おしんドリーム

最新機器の操縦をするため、最先端の技術に触れていることを楽しんでいました。

実際に操縦を始めると、楽しそうに取り組んでいました。

☆参加者の声☆
・なかなか触る機会も飛ばす機会も都会ではないので、いい経験でした。ゲームの世界しか知らなかったので、実際の操縦の違いに衝撃を受けたようです。順番を年下の子に譲って、自分を一番最後にしたとのことで、自分でも少し誇らしげな姿が見れてよかったです。
・実際に操作ができ、楽しかったようです


C1:圧力と化学

<概要>見えないけれどもモノに働く「圧力」と紫芋とドライアイスを使った「化学」の実験を行い、身近な不思議を解明していきます。
生活の中にある不思議に目を向け、科学的に探究する力を育みます。

 

<監修>開成中学校・高等学校 化学科教諭 宮本一弘先生

 

目に見えない空気の事や酸性とアルカリ性について視覚的に分かりやすい実験や解説で、楽しんで化学を学ぶ事ができる内容だったと思います。

 写真や動画では感じる事の出来ないライブ感、目の前で起きる現象だからこそ心や記憶に残る学びが出来るプログラムだったと思います。

☆参加者の声☆
・自分で実験できることが楽しかったようです。山の上でごはんをたく時は、90℃くらいで沸騰するんだと教えてくれました。
・本人から、ドライアイス、マシュマロの実験で、実際に目で見える変化を説明してくれました。先生の話も面白かったようです。
・マシュマロが大きくなったり、変化がおもしろかった。初めての実験が楽しかった。


C2:磨いて光る“魔法の石”の謎に迫る!

<概要>自然界にあるさまざまな石の中には、磨くと光るものがある!?
実際に磨いて光る石に触れて、不思議な石の謎に迫ろう。
観察を通して、自然界にある素材について学びます!
ワクワクドキドキのプログラム!

 

<プログラム協力>キッズアース 自然科学数理教室

実際に触れることができ、学習に役に立ちました。

重い、キラキラしてる、など自分が思った感想をお互いに伝え合っていました。

☆参加者の声☆
・実際に鉱物を触ることができて楽しかった。
・石なのに、柔らかい、硬いの違い、家の壁にも鉱物があるかも…というのが面白かったようです。
・知らないことがいっぱいだった!楽しかった!と話してくれました。


スペシャルプログラム①:生き物の形や色のふしぎを探そう!

<概要>生き物の形や色のふしぎを探してみよう!
カラフルザリガニをはじめ、色変わりのいろいろな生き物(フクロウやチンチラ、ヒョウモントカゲモドキなど)が盛りだくさん!
見て触れてよく観察してみよう!

 

<監修>東京農業大学 教職・学術情報課程 教授 武田晃治先生

生き物のスゴ技を学び、そこを研究して深めれば大発見に繋がるという学びへの興味を深めることができました。

動物を見た時の反応が非常に良かったです。

☆参加者の声☆
・滅多に触れないチンチラに触れたり、アカスズメフクロウを手に乗せる等、貴重な体験ができ、生き物への興味がより大きくなった。もっと様々な生き物に触れたくなった、と笑顔で言ってくれました。
・普段見られない生き物を見ることができ、新しく知ったことがたくさんありました。


スペシャルプログラム②:Let’s musical

<概要>ミュージカルのプロと一緒に作ろう!☆歌とダンスのミュージカル☆
小さな本番を作る!本当のドキドキ、ワクワクの体験!今日会ったお友達と、勇気と奇跡で完成させよう!やり切る力!達成感を感じてください。

 

<プログラム協力>CALLBACK TOKYO 代表 吉岡里奈氏 (ミュージカルプロヴォーカルコーチ)

初対面の子たちと限られた時間で助け合いながらミュージカルを完成させるという協調力、また、歌やダンスを保護者の方含め他の人々に見せる点においていい意味での自己主張が生まれたと感じました。

お子さんによっては恥ずかしさを乗り越え、内的なエネルギーを感じたままに解放し表現する機会になったように思いました。

☆参加者の声☆
・ストレッチ、発声練習などから始まり、最後には本番のステージとして保護者の前で発表できたことに、達成感や満足感を得られた様子でした。
・家に戻っても楽しさが止まらず、踊って歌っています。たくさんのお友達と舞台を作ることを初めて体験させてもらえて嬉しかったと思います。


次回開催のお知らせ

ご参加いただいたみなさま、この度は誠にありがとうございました。ダヴィンチマスターズでは活動を通して、非認知能力*を高めるアプローチを行っております。

*「非認知能力」には、自分に対する自信、最後までやり抜く力、やる気、忍耐強さ、粘り強さ、意志力の強さ、強い精神力、自己コントロール力(自制心)、自己への客観性、創造力、協調性、他者への誠実さ、思いやりなどがあげられる。

次回も午前午後の2部開催を予定しております。

日程は5月26日(日)対面プログラムがございます。詳しくは次回のお知らせをお待ちいただけますと幸いです。

また、LINE公式アカウントにてイベント情報等を随時お送りしておりますので、ぜひお友だち登録をお願いいたします!

みなさん、またぜひ参加してくださいね! まってます!

【過去レポート】