《実施レポート》2024.2.18開催!第56回ダヴィンチマスターズ|対面プログラム in 東京農業大学 世田谷キャンパス《当日の様子》REPORT

2024年02月18日 00:00

楽しみながら子どもたちの “最後までやり抜く力” “社会を生き抜く力” を養う体験型イベント「第56回ダヴィンチマスターズ」を、
2024年2月18日(日)東京農業大学 世田谷キャンパスで開催!

本記事では対面プログラムの様子をお届けいたします。


事前にA、B、Cまたはスペシャルプログラムのいずれかのコースにお申込いただき、順次2つのプログラムを受講しました。

A1:おもしろい化学の世界

<概要>氷を使って実験しながら、マイナスの温度の世界を調べましょう。
糸で氷を釣るなど、化学の不思議を体験することで探究する楽しさを伝えます。
冷たいジュースに氷を入れると、ジュースは約0℃に冷やされます。 0℃よりもっと低い温度が、マイナスの温度で、「氷点下」ともいいます。今回は、氷を使って実験しながら、マイナスの温度の世界を調べます。糸で氷を釣ることができるなど、化学の不思議を体験します。

<プログラム協力>東京農業大学 教職・学術情報課程 教授 山口晃弘 先生

 

氷釣りを知っている子も知らない子も楽しめる難易度設定がされており、子どもたちに合わせたプログラム進行でした。

複数の学年の子どもたちが1つのチームで実施することで、上級生にリーダーシップを発揮する子どもが見られました。理科の楽しさに加え、初めて出会った友達とのコミュニケーションをとりながら実験を行いました。子どもたちは初対面でも、打ち解けて協力的に学べていました。

☆参加者の声☆
・帰宅後すぐに実験を再現してくれました。塩を入れるだけで温度が下がることが不思議に思ったようです。
・釣り糸の素材で、釣りやすいものや難しいものがあったのが、印象に残っています。
・ものすごく勉強になった と言っていました。


A2:めざせ!!ドローンパイロット

<概要>今世界で注目されているドローンの世界をじっくり体験できるプログラムです!
初めてでも大丈夫です。楽しく操作を学んで、ドローンパイロットを目指します。
ドローン操縦は空間認知能力を高めるとも言われています。またプログラムではチームで協力してコミュニケーションを取りながら楽しく体験を行いました。

<プログラム協力>株式会社BYD

本プログラムでは、ドローンの操縦方法や歴史、使い道を学んだ後、実際に操縦体験を行いました。初めてのドローン操縦に苦戦しつつも、試行錯誤して着陸ミッションに挑んでいました。また合間の時間には「こんなドローンがあったらいいな」をもとに絵を描き共有を行いました。ドローンを全員実際に操縦できたので、子どもたちがとても楽しそうにしていました。

☆参加者の声☆
・操縦は難しかったようですが、貴重な体験となりました。
・お仕事でドローンを使って役に立ちたい と言っていました。
・自分でドローンが飛ばせて楽しかった。未来のドローンを考えて書くことが色々考えることができて良かった。


B1:センサ材料で熱と力を見える化してみよう

<概要>日常生活でなくてはならない、身近な存在である熱や力。
自分で作ったセンサ材料を使って、熱や力を色で見える化に挑戦しました!
見えないけれどもモノに働く「圧力」と、「光」をテーマに探究する実験プログラムです。
楽しい実験を通じて、身近な不思議を解明していきます。自宅でできる実験案内も持ち帰ります。
生活の中にある不思議に目を向け、科学的に探究する力を育みます。

<プログラム協力> 慶應義塾大学 理工学部 教授 緒明佑哉 先生

最初は実験に対して興味を持てない子どももいたが、実験の中盤からはほとんど全員が身を乗り出して観察をしているのが印象に残った。理科独自の面白さを感じることができていたと思う。

☆参加者の声☆
・プラスチックの仲間の液体を使うと、熱や力が赤く見えるようになるのが楽しかった。
・家でも実験がしたいと帰りに言われましたが、家庭でてきることに限りがあり専門知識のある先生がこうした機会を実施してくれるのはとてもうれしく、ありがたいと感じています。ありがとうございました!また参加したいです。
・慶應大学が家の近くなので、慶應大学の大学生になりたい(お姉さんたちみたくなりたいようです)言っていました。


B2:地震の秘密と魔法の食事

<概要>地震が起きると地面が水になる!?そんな不思議を使ったマジックに挑戦します。
そしてもしもの時に頼りになる『魔法の食事』を作ります。

<プログラム協力>尾西食品株式会社/佐藤彩乃 氏(アナウンサー・防災士)/東京女子体育大学教育課程教授 小西悦子 先生

 

 

実験や試食など子どもたちが興味を持ちそうな内容が盛り込まれていて、とても楽しんでいたと思う。

実際に個々で実験出来た点は、子どもたちの興味も高まり良かった実験したものを持ち帰り、帰宅後マジックを披露出来る点、子どもたちは嬉しそうだった。

☆参加者の声☆
・マジックをして液状化の秘密を楽しく学べた。地震でマンホールが飛び出してくるのがびっくりしたし、ビー玉マジックでビー玉とピンポン玉が入れ替わるのも驚いた。(子どもより)一年生での初参加なので、全ての話を理解できたわけでは無いと思いますが、揺れることが固いものを柔らかくしてしまう事もあるのを驚きとともに学べたようです。(保護者)
・液状化について分かりやすかった。液状化の現象がどういうものかわかって良かった。
・日頃から地震が起きた事を想定して行動したり、準備したり、自分たちに何ができるか考えようと思った。(息子より)


C1:磨いて光る“魔法の石”の謎に迫る!

<概要>自然界にあるさまざまな石の中には、磨くと光るものがある!?実際に磨いて光る石に
触れて、不思議な石の謎に迫ろう。
ワクワクドキドキのプログラム!

<プログラム協力>キッズアース 自然科学数理教室

 

 

石を磨く作業に楽しんで参加している姿が印象的でした。
鉱物に興味がある子もない子も、楽しんで作業していたように感じます。

☆参加者の声☆
・石を磨くなど、家ではできない体験ができてとても楽しかったとのことでした。
・初めて石を磨いたこと、光を当てたら光ったこと、とても楽しかったです。
・終わってから楽しそうに石について話していました。特に興味があって受けた訳ではありませんが、楽しそうにわくわくしながら石の事について他にも調べたいと言っていました。


C2:STEAMマジック教室

<概要>プログラムについてマジックと可愛いキャラクターと一緒に楽しく学びます。 最後はプログラムマジックも伝授!君もサイエンスマジシャンになっちゃおう!

<プログラム協力>ActBoon 代表 岩城信二 氏(シンディー)

 

 

 

子供達が驚き、興味を惹くようなマジックによりプログラムが始まり、みんなとても興味深そうに、不思議そうにしていた。
マジックに対してなんで?や種明かしを知りたがっている子どもたちもいた。子どもたちが発言する機会もたくさんあり、参加型のプログラムで良かった。また、マジックを見るだけではなく自分たちが実際にできるようなシートもあり、頭や手を動かして考えていた姿も見られました。

☆参加者の声☆
・マジックをしてくれたり、自分でできるマジックを覚えられて嬉しかった。
・マジックへの興味から視野が広がってくれればと、よいきっかけになりました。
・トークもマジックもとても楽しく惹きつけられました。親もずっと一緒にきいていたかったです。


スペシャルプログラム:​​生き物の形や色のふしぎを探そう!

<概要>生き物の形や色のふしぎを探してみよう!カラフルザリガニをはじめ、色変わりのいろいろな生き物(フクロウやチンチラ、ヒョウモントカゲモドキなど)が盛りだくさん!見て触れてよく観察してみよう!

<プログラム協力>東京農業大学 教職・学術情報課程 教授 武田晃治 先生

 

 

実験室(15号館3階生物学実験室)で授業した後、3グループに分かれて11号館2階の生き物を観察。

生き物クイズでみんな積極的に挙手していた。
見たことのある生き物たちに目を輝かせている姿が印象的でした。

☆参加者の声☆
・教えてもらった後に実際の生き物を見る体験ができて充実した時間だったようです。
・生き物の形や色のひみつをいろいろと知ることができ、また実際に生き物を観察することで、より理解が深まったと思います。ありがとうございました。


次回開催のお知らせ

ご参加いただいたみなさま、この度は誠にありがとうございました。ダヴィンチマスターズでは活動を通して、非認知能力*を高めるアプローチを行っております。

*「非認知能力」には、自分に対する自信、最後までやり抜く力、やる気、忍耐強さ、粘り強さ、意志力の強さ、強い精神力、
自己コントロール力(自制心)、自己への客観性、創造力、協調性、他者への誠実さ、思いやりなどがあげられる。

次回も午前午後の2部開催を予定しております。

日程は2月25日(日)対面プログラムがございます。詳しくは次回のお知らせをお待ちいただけますと幸いです。

また、LINE公式アカウントにてイベント情報等を随時お送りしておりますので、ぜひお友だち登録をお願いいたします!

みなさん、またぜひ参加してくださいね! まってます!

【過去レポート】