《実施レポート》2023.3.26開催!第43回ダヴィンチマスターズ|対面プログラム in 学習院女子大学《当日の様子》REPORT
2023年04月21日 10:10
楽しみながら子どもたちの “最後までやり抜く力” “社会を生き抜く力” を養う体験型イベント「第43回ダヴィンチマスターズ」を、
2023年3月26日(日)に対面・オンラインで開催!
本記事では対面プログラムの様子をお届けいたします。
事前にA、BまたはCのいずれかのコースにお申込いただき、順次2つのプログラムを受講しました。
A1:手を使って脳を鍛えよう!
<概要>遊びが命を守る⁉
『ダ・ヴィンチの橋』や「体をつかった『もやい結び』」は、キミの手をフルにつかわないとうまくできないよ。
でも、だいじょうぶ。時間をかけてゆっくりやれば、全員うまくいくよ!
さあ、やってみよう!
<プログラム協力>誠文堂新光社「子供の科学」編集部 かざまりんぺい先生
先ずはロープを使って「もやい結び」に挑戦!先生の説明を聞いて見よう見真似で取り組みます。手をつかって、頭も使いながら工夫していくことで、子ども達の達成感につながります。
お箸で橋が作れるの?簡単そうで、でもやってみると難しい!丁寧に、根気強く取り組んでいます。教室のあちこちから「崩れた~!」、「もうっ!」、「出来た!!!」色んな声が上がっていました。
☆参加者の声☆
・初めは割り箸で橋を作るのが難しかったみたいですが、最後には自分で自分でできるようになりとても嬉しかったようです。家に帰ってからも何度も作って見せていました。
・ダ・ヴィンチの橋がとても難しかったけど、99回以上失敗して3回成功した!と話してくれました。忍耐力が乏しいと親は思い込んでいましたが、失敗しても何度も繰り返してやり遂げる力が、楽しさと共に育まれる内容だったと感動しています。紐の結び方は元々得意ではなかったのですが、挑戦出来るという気持ちができたのは、大きな成長だと感じました。
・橋とロープ結びが完成した時の達成感が忘れられない思い出になりました。
A2:漢字、大乱闘。カンジモンスターズ
<概要>もともと漢字は呪文だった?ルール説明1分!
ゲームをしているうちに、気づいたら漢字が大好きに!?
漢字が苦手な人も好きな人もまだ習ってない人もぜひどうぞ!
<プログラム協力>tanQ株式会社
「カンジモンスターズ」は部首を合体させ、漢字の力を使って戦う“漢字バトルカードゲーム。ルールは簡単!子ども達は、早くゲームをしたい気持ちを抑えて、先生の説明を真剣に聞いています。
自分の作った最強デッキで勝負に臨みます。
連勝し続けるチャンピオンに戦いを挑みに来る子ども達。見守る子も熱くなる、白熱した戦いが繰り広げられていました。
☆参加者の声☆
・ゲーム感覚でとても楽しかったようです。先生に勝てなかったのが悔しかったみたいで、細かい戦略を一生懸命に話していました。
・カードゲームは初めてだったのですが、分かりやすいルールと、じっくり考えさせるカードの組み合わせがハマったようで、またやりたいと言っています。親としても面白そうでやってみたいと思いました。
・楽しく学べるのでとてもよいです。もっとやりたいと楽しそうに報告してくれました。
・自分でも漢字ゲームを作ろうと思った。
B1:STEAMマジック教室 君もサイエンスマジシャンになろう♪
~光と透明マント編~
<概要>誰もがワッとおどろきワクワクするイリュージョンを見せてくれるマジシャン。
光の科学をマジックと可愛いキャラクターと一緒に楽しく学びます♪
最後は光のマジックも伝授♪君もサイエンスマジシャンになっちゃおう!
<プログラム協力>ActBoon 代表 岩城信二 氏(シンディー)
テーマは「光の科学」。
冒頭繰り広げられるシンディーのマジックに魅了され、子ども達は「ひかりって何?」、「可視光と紫外線って?」と少し難しい質問にも集中力を保って聞き入り、質問の手を上げています。
子ども達自身も、光の屈折を利用したサイエンスマジックに挑戦!自分で書いた絵を水の中に入れると、「色がなくなった!」、「何も見えなくなっちゃった。」
不思議そうな声が教室いっぱいに溢れていました。
☆参加者の声☆
・全てのマジックがとても楽しかった。家に帰ってきてから教わったマジックを披露してくれました。まだ仕組みまでは理解できていないようでしたが、帰ってくるなりどんなマジックだったのかたくさん話をしてくれたので参加してとても満足しています。
・マジックを交えながら自分でも透明マントができたということで、とても楽しかったと話してくれました。光がどうやってできるかというのを一生懸命説明してくれる娘の姿を見て、参加して本当に良かったなと思いました。
・マジックへの興味だけでなく、しっかりと光の事も学んできてくれており、珍しくあったことを説明してくれていたので、とても楽しく学べていたのだと思います。
・先生のテンション、ネタ、抑揚がこどもたちに飽きる暇を与えなかったように思える。関心をもった。
B2:ダヴィンチ生き物調査隊 水の中の小さな生き物編
<概要>海や池の水の中には、大きいものから目に見えないほど小さいものまで、生き物たちがたくさん暮らしています。
彼らの名は“プランクトン”。
実は私たちの生活ともふかーく関わっている!?
小さな生き物の世界を実際に見て調査しよう!
<プログラム協力>学習院大学 教授 飯沼慶一 先生
今日は「プランクトン」=ミジンコの観察を行います。
元気に動き回るミジンコや、アカムシ、イトミミズの観察に、「気持ち悪い!」と叫びながらも教室は盛り上がっていました。
観察、先生からの説明、そして更にプランクトン〇×クイズに、プランクトンの親子神経衰弱!
あっと言う間に50分が過ぎていきました。
☆参加者の声☆
・新しく覚えた知識を、一生懸命説明して教えてくれました。教科書のお勉強と違い、実際の体験と結びついていて、とても良いと思います。
・目に見えない水の中の生き物のバランスについて、もっと知りたいと思った。
・レポートも一生懸命に書いていて、姉妹それぞれ別のテーブルで楽しそうに取り組んでいたのでうれしく思いました。おみやげのオバケエビも飼うのを楽しみにしています。
・絵を描くことを嫌がる子ですが、まわりのお友達に刺激されてか、しっかりとプリントにアウトプットしてきておりました。お土産の育てる卵もとても楽しみにしており、帰ってからも楽しみが継続できるプログラムでとても良かったです。
C1:可能性は∞ パターンブロックで作品を作ろう!
<概要>楽しく遊びながら、図形感覚が自然に身につく「パターンブロック」。
目指す図形となる“タスクカード”の枠の中に並べたり、
グループで作品づくりをしたりと盛りだくさんの内容をお届け。
みんなの無限大の発想力を発揮しよう!
<プログラム協力>株式会社東洋館出版社
色とりどり、大きさも形の異なるパターンブロックを用いて、作品を作ります。まずは手始めに個人で5つの三角形を作って練習です。
練習の後は、テーマを決めてグループごとに作品を作ります。
同じ材料にも関わらず、グループ毎に思い思いの工夫を凝らして、個性あふれる作品が出来上がっていました。
☆参加者の声☆
・息子は小学一年ですが、同じ班のお兄さんたちが、息子のアイデアをいいね!と褒めてくれたり、みんなで協力して街を作れてとても楽しかった!と言っていました。お土産をもらえたのも喜んでいました。家でももっと遊びたいと言っています。
・みんなで協力して大きな塔を創り上げたことが楽しかったようです。
・学校の算数の中でも特に図形問題が苦手意識がありました。参加して図形って楽しいと感じてくれたことが先ずはそこからだと思うので良かったです。
みんなで一緒に楽しめたし、グループの代表として発表できたのが楽しかった。
C2:ダヴィンチ実験室「解剖」に挑戦!
<概要>
海の生きものと人間のからだ、姿かたちはまったく違うけど、
実は共通点があるって知ってる!?
今回は「魚」をテーマに、大学教授と解剖をしながら
一緒に共通点を見つける実験に挑戦しよう!
<プログラム協力>学習院女子大学 教授 品川 明 先生
煮干しを使って、魚の解剖に挑戦します。
先ずは先生の説明を聞いてからスタート。子ども達からの積極的な発言や質問の手が上がり、活発なやり取りが見られました。
煮干しだからって侮るなかれ!脳も心臓もきちんと判別できます。
「オスとメスの違いが分かった!」子ども達はまるで宝探しのように、解剖に取り組んでいました。
☆参加者の声☆
・こんなに小さな煮干しなのに、小さな小さな臓器がつまっているなんて、びっくりだったと子供の目がキラキラしていました。
・魚の脳の小ささに驚いていました。図鑑ではなく、実際に実物を見る体験はとても楽しかったようです。
・帰りにカタクチイワシの煮干しを購入し、家で家族みんなで復習しました。とても楽しそうに教えてくれました。小学1年生でもしっかり覚えてて感心しました。とても楽しい講義だったようです。
・身近な煮干しを利用しての解剖だったため、子供がより興味深く学べたようです。
次回開催のお知らせ
ご参加いただいたみなさま、この度は誠にありがとうございました。ダヴィンチマスターズでは活動を通して、非認知能力*を高めるアプローチを行っております。
*「非認知能力」には、自分に対する自信、最後までやり抜く力、やる気、忍耐強さ、粘り強さ、意志力の強さ、強い精神力、
自己コントロール力(自制心)、自己への客観性、創造力、協調性、他者への誠実さ、思いやりなどがあげられる。
次回も午前午後の2部開催を予定しております。
日程は6月4日(日)、対面とオンラインがございます。詳しくは次回のお知らせをお待ちいただけますと幸いです。
また、LINE公式アカウントにてイベント情報等を随時お送りしておりますので、ぜひお友だち登録をお願いいたします!
みなさん、またぜひ参加してくださいね! まってます!
【過去レポート】