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2018年04月11日 13:06

子どもの「好き!」が見つかる! 自然科学、理数系分野を楽しみながら学べる無料イベント

2018年3月21日(水・祝) 10:20~15:10

あいにくの天気にもかかわらず、多くの子どもたちにご参加いただきました!
熱気に包まれた第6回 ダヴィンチ☆マスターズ

実験や観察などの体験を通じて科学や数理への興味を抱く“きっかけづくり” を行なうイベント「ダヴィンチ☆マスターズ」の6回目を、2018年3月21日(水・祝)、東京・新宿の学習院女子大学で開催しました。春の雪というあいにくのお天気にも関わらず、一部、二部あわせて約600名が参加し、たいへんな盛りあがりとなりました。


今回の会場は東京・新宿にある学習院女子大学。それぞれのコンテンツは各教室にわかれて行なわれました


3月なのにまるで真冬のような寒さだった当日。それでもたくさんの方にご参加いただきました

今回実施したコンテンツはA・Bグループそれぞれ3つずつのあわせて以下の6つ。

【Aグループ】

  • 科学コンテンツ「暗号を解いて、宝を探し出せ!」
  • 生物・食育にもつながる「二枚貝の不思議」
  • 物理現象のおもしろさを体感できる「見えない力でマジシャンになろう!」

【Bグループ】

  • 紙粘土を使ったワークショップ「『ひつじのショーン』の世界を自由につくろう!」
  • 算数的思考力が身に付くパズル「タングラム」
  • 町に住む野鳥を紹介する「町なか野鳥たんけん隊」


「ダヴィンチ☆マスターズ」では、論理的思考を問う算数と、日常における観察眼と推測に力点を置く自然科学を出題するペーパーテスト「マスターズ大会」も実施しています

子どもの「好き!」が見つかる体験型コンテンツ

「見えない力でマジシャンになろう!」は摩擦について、「『ひつじのショーン』の世界を自由につくろう!」は紙粘土を使ったワークショップ。今回は「こひつじのティミー」がサプライズで登場! どちらも前回の第5回で開催し大好評をいただいたコンテンツです。

「タングラム」は常に行なっている人気のコンテンツで、「暗号を解いて、宝を探し出せ!」は、こちらも前回大好評をいただいた学習院大学文学部教育学科飯沼慶一研究室による新たなテーマの科学コンテンツ。今回は “光” や “色” について学びました。

さらに今回は新たに2つ、学習院女子大学国際交流学部日本文化学科の品川明先生による “あさり” を使った「二枚貝の不思議」と、日本野生生物リサーチセンター代表/動物ライターの里中遊歩さんを講師に迎えた「町なか野鳥たんけん隊」という、生物・食育にまつわるコンテンツを用意。たくさんのお子さんが楽しめるよう、さまざまなジャンルの6つのコンテンツを揃えました。

子どもたちはA・Bグループから参加したいコンテンツを1つずつ選び、合計2つのコンテンツを体験。どのコンテンツからも積極的に参加する様子の子どもたちの姿が見られ、ときに歓声があがるなど、多くの子どもたちに楽しんでいただきました。

保護者向け講演会も大盛況!
教育資金や留学に関する情報も

子どもたちがコンテンツを楽しんでいるあいだ、保護者向けの講演会も行ないました。登壇したのは科学コンテンツ「暗号を解いて、宝を探し出せ!」の飯沼慶一先生。飯沼先生は私立成城学園初等学校で小学校教員を23年務め、現在は学習院大学で小学校の教員をめざす学生を教えています。子どものことをよく知る先生には「小学生の行動特徴と親のかかわり方」についてお話しいただき、会場は立見がでるほどの超満員でした。

また、ソニー生命保険による教育資金等に関する無料相談室、留学に関する情報を得られるウインテック留学センターのブースも設置。たくさんの保護者の方にご利用いただきました。

次回の「第7回 ダヴィンチ☆マスターズ」は、2018年4月22日(日)に神戸大学で開催します。

── 飯沼慶一先生インタビュー「飯沼慶一先生と考える、子どもに必要な「体験」」【前編】
── 飯沼慶一先生インタビュー「飯沼慶一先生と考える、子どもに必要な「体験」」【後編】


飯沼慶一先生による保護者向けの講演会「小学生の行動特徴と親のかかわり方」


たくさんの保護者の方に飯沼先生のお話を聞いていただきました


保護者向けにはソニー生命保険による教育資金等に関する無料相談も行ないました


ウインテック留学センターによる子どもの「留学」に関するブース


ウインテック留学センターによる、お子さんの年齢にあわせた留学に関する講演会も実施しました。訪日外国人が増えていることや、グローバル化が進む中、早くから海外文化に触れることが大切というお話しをしていただきました

コンテンツ「暗号を解いて、宝を探し出せ!」

「天使のなみだ」という宝物がこの教室に隠された! 暗号を解いて「天使のなみだ」を探し出せ!


子どもたちに透明、緑、赤の3枚のセロファン渡して「暗号解析機」をつくります。透明のセロファンは「回折格子(かいせつこうし)」という光を分解するセロファンになっていて、光を見ると赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と、いろいろな色が見えます。子どもたちは白い光にはいろいろな色が含まれていることを学びます


いよいよ暗号を解析! 何が書いてあるかわかるかな? カラーフィルムを通すとよく見える色と見えない色があることがわかります。科学者が星を調べるのにもこの技術が使われることがあるそうです


「“天使のなみだ”の隠し場所がわかった人!」。たくさんの子どもたちの手があがり、このあと子どもたちが一斉に隠し場所に向かって動き出します。飯沼先生は小学校の教員をめざす学生を教えているので、コンテンツは学生が行なうことも。「ダヴィンチ☆マスターズ」は、学生にとっても学びの場なのです


「天使のなみだ」を見つけた子どもたち、宝はみんなで山分け!

コンテンツ「二枚貝の不思議」

普段よく食べている “あさり” を通して、二枚貝の不思議をみんなで学びます。もう少しすると「潮干狩り」を楽しめる時期とあってちょうどいいタイミング。室内はおいしそうなあさりの香りが漂っていました。


“しじみ先生” こと学習院女子大学国際交流学部日本文化学科の品川明先生から、二枚貝の色や形、住みか、食べているものをはじめ、目や口などの体について、そしてほかの生き物とのつながりを学びました


しじみ先生から手ほどきを受けながらあさりを解剖。あさりの味噌汁を飲むとき、今までとは違った視点からもあさりを見られるようになりますね


たくさんの子どもたちが「あさりについて気がついたこと」をしっかりメモ。なかには図解まで!

コンテンツ「見えない力でマジシャンになろう!」

遊びや手品を通じて、なぜこんな現象が起こるのか? 仮説を構築する思考力を育むとともに、物理現象のおもしろさを体感します。


今回も “つかみ” はコレ! 重ねただけの紙なのに、力いっぱい引っ張っても離れない! 子どもたちはこの不思議さに大喜び! まさに体験を通して、楽しみながら摩擦の力を学んでいます。本や新聞でも実験できますが、試してみる際は、後ろに転ばないよう注意してください


ペットボトルを倒さないように、下に引いた紙が引き抜けるかな? 摩擦の大きい、小さいを学びます。ペットボトルの数を増やしたり、逆さまにして何度も試します


何本のペットボトルを倒さずにテーブルクロス引きができるかを、みんなで競争! これもまた盛りあがるんです。最後まで立っていられるのは、誰?


上手にできた子からは、やり方やコツを聞いて、「どうしてうまくできたのか」を言葉にして自らも理解できるようにするとともに、そのやり方をみんなで共有します

コンテンツ「『ひつじのショーン』の世界を自由につくろう!」

英国発のクレイ・アニメーション「ひつじのショーン」を紙粘土で自由につくってみよう! 自分自身でストーリーをイメージし、作品を完成させることで独創的思考力を高めます。


紙粘土に絵の具で色をつけて「ひつじのショーン」をつくります。みんな真剣!


できたら教室内に設置されていた牧場にショーンを入れてあげました。今回は『ひつじのショーン』のスピンオフ作品にもなっている「こひつじのティミー」がサプライズで登場! みんな大喜び!


どんなショーンができたか、見せてもらいました! つくったショーンはお家に持って帰れます

コンテンツ「タングラム」

正方形をカットしたパズル(タングラム)を用いて、算数的思考力を働かせながらシルエットの問題を完成させるゲームです。チーム戦ではコミュニケーション能力や協力して答えを完成させる楽しさも学びます。


問題のシルエットを完成させたら、あっているか先生に見てもらいます。あちらこちらから「できた!」と手があがります。先生大忙し!


チーム戦では、一定時間が過ぎたら次の人に交代。早くシルエットを完成させたチームが勝ちです。「そうそう!」「がんばれ!」と、チームメイトを励ます声も

コンテンツ「町なか野鳥たんけん隊」

実は東京の町なかにも、驚くくらいたくさんの野鳥が暮らしているのです。何種類くらいの野鳥がいるか、それぞれの紹介と、簡単な観察レクチャーを行ないます。


講師は日本野生生物リサーチセンター代表/動物ライターの里中遊歩さん。東京の町なかでも見られる20種類以上の野鳥を紹介してくれました


東京の町なかには、カラスだけでも3種類、ハトは2種類いるそう。それぞれの野鳥についても詳しく教えてくれました

マスターズ大会(任意参加) 成績優秀者発表

マスターズ大会とは、ペーパーテスト方式で算数と自然科学領域の出題に挑戦するものです。
算数は、学年に応じた思考力の限界にチャレンジします。
自然科学は、日常生活の中の身近な物事にも疑問を持ち、観察し、推測するきっかけとなるような問題を出題しました。

(学年は受験時の学年)

1年生 M・Sさん 富久小学校
2年生 渡邊 道弘さん 水神小学校
3年生 坪内 優篤さん 戸部小学校
3年生 古川 慶さん 明治小学校